人気ブログランキング | 話題のタグを見る

トンネル

三段に上がった直後あたりから、何か憑き物が落ちたように迷いなく弓が引けてました。
そういう時って本当に中ります。
力も抜けているし、疲れないしブレないし、「外れる気がしない」感覚があったので気負いもなし。
錬成会などに行って直される部分もすんなり体に入ってきました。
良いことずくめですねえ。
この調子でガ====ッ!!て


・・・がーーー。


ここへ来て突如トンネルに突入です。
トンネルもトンネル、関越トンネルといってもいいかもしれません。
出口までまだ遠いと思われ、まったく明かりが見えないです。


時間のある時はほぼ毎日道場に行って引き、錬成会にもマメに参加しているのになぜ?

いやむしろそれが悪い方向に出たのでは、とも言われました。
色々聞きすぎて受け入れすぎてバラバラにほどけちゃった感じ。

弓に完成形はないので、私が絶好調と自分で思っていた時も直す部分はたくさんあったし
直すことが怖いどころか非常にポジティブな気分でおりました。
ただ、調子がよくなるきっかけもほんの小さなひと跨ぎだったけれど
崩れるのもこれまたほんの小さな修正からで、あっさりいっちゃいましたねー。


絵を描いていて、ああこの線の位置がちょっと・・・と思って手を入れた途端
全部が崩れるというアレです。
あれを弓でもやっちまいましたよ。
そこを直そうとするとまた崩れ・・・という負のループ。
切り貼り並みのリセットすれば良いんだけど、それも自分の体躯のこととなると簡単じゃないのね。
(もっとも切り貼りだって元の絵に引きずられてなかなか納得は出来ないもの)


やってもやっても変わらなくて、ここ1,2週間で矢はボロボロになるしなんだかなあ・・・
というこの頃ですが、まあそれでも間違ったことを教わっているわけでもないし
その内これが「ああそういうこと」とわかることもあるだろうから
今日も地道に錬成会に行くことにする。

でも、たまたま悪いきっかけになってしまった先生が担当の時はちょっと避けようかな・・・と
小知恵を働かせてます。
その先生が悪いというのではなく、単に相性の問題として、という知恵です。
何でもかんでも食らいつく時期はそろそろ終わりなのかもしれません。
自分で考えないといけませんね〜。
by quilitan | 2015-06-09 10:22 | 弓道 | Trackback | Comments(0)

猫と雑文ときどきお絵描き  


by quilitan
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31