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きっと暇なせいだ

ちょっと小耳に挟んだこと・・・

猫が病気になる要因として、ストレスもかなりあるのだという。
「お外に出たい!」というコを、無理矢理室内に閉じ込めるというのも
ストレスのひとつ。

勿論、外には予測不能の危険がたくさんある。
でもそれを避けることで "内なる危険" を作っていたとしたら・・・

どうしてもリッちゃんのことを考えずにはいられない。
たんごとキナも、同じように急に具合が悪くなってそのまま旅立ってしまったけれど
でもあのコ達にはFelvウィルスという宿痾があった。
発症しないように、気をつけてはいたけれど
それでも仕方ないと思える部分がある。
   —ストレスが病を引き起こすということを考えると
   たんごのいきなりの発症も
   もしかしたらリスのことが大きなストレスになったのかもしれない

リスも確かにキャリアだったけれど
炎症も貧血も腫瘍も、白血病の典型のような症状が全くなかった。
それがいつの間にか蝕まれて、あれほどの急激な悪化をたどったのは
もしかしたら溜まっていたストレスの爆発だったんじゃないか、と。

勿論根拠などないこと。
そして、タラ・レバが無意味なことなのだとはわかっている。

キャリアである以上、迂闊に外になんか出せないのも仕方のないこと。
逆に「外になんか出さなければ!」という結果になっていた可能性だって当然ある。
それにリッちゃんは、お外に出たら糸の切れた凧みたいになってしまうコだったから
とても自由にはさせられなかった(いなくなるのが怖かったから)。
でも、それでもリッちゃんはよく脱走していた。
お外に行きたかったんだよね。
お外禁止が続いたことで、逆にものすごくビビリになっていたから
神経がいつも緊張していたのかもしれない。
そして、たんごとリス、そんなに大きな家ではなし、顔付き合わせて
お互いにお互いの存在もストレスになっていたのかもしれない。
せめてもう少し何か・・・・何か・・・・・

それともこんな過剰な愛情自体がストレスだったかしら。

何でこんなことを考えるかといえば
外の猫たちが、鼻も眼もぐしゃぐしゃになっていたり
夏場ガリガリに痩せたり
咳き込んだり吐いたり
「もう長くなさそう」と思わせる状態でいながら
既に何年もうちの庭でそれなりに過ごしているからだ。
コビだって、鼻水出している奴らと同じお皿からごはんを食べて
それでもウィルスも陰性だし、これといった病気もない。
単純にちょっと風よけになる寝床と普通のゴハンが与えられるだけの状況で
時には寒さに震えるかもしれないけど束縛もなく過ごしている彼らと
うちで大事に大事にしていた深窓の坊ちゃん嬢ちゃんと大差ないということが
何ともやりきれない。
リッちゃんは、まだ6歳だった・・・・

コビが8割がたウチの子になって
「せっかくだから」プレミアムフードを買ったけれど
味としてはそういうタイプはあまり美味しくないようで
食いつきが悪い。
それにまだトイレを教えるほど入れ込めないので
外にも頻繁に出ている。
でも・・・いまさらもう改善するのもどうでもよくなってしまった。
「身体に良いから」と食いつかないゴハンしかあげないで
「もうウチの子だから」と外にも出さないでおいたら
それこそ病気になるだろうな。

外に出たければ出ればいい。
もう5年も外で暮らしていたのだ。
良いものも悪いものも口にしながらちゃんと生きてきた。
入れて、と鳴けば開けてくれる扉が出来て
寒さとひもじさからは訣別できたのだからそれでいいのかもしれない。


こんなことばかり考えてしまうのは
ぽかんと日々を過ごしているからなんだろうね・・・
by quilitan | 2012-02-18 14:42 | | Trackback

猫と雑文ときどきお絵描き  


by quilitan
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