読了
2011年 01月 26日
「酔って候」司馬遼太郎
「坂の上の雲」の勢いでシバリョウさんが続く。
去年高知に行ったこともあって、龍馬はいうまでもなく
中岡慎太郎とか山内容堂とか馴染みになった名前が出てくるので
面白さも割り増し感がある。
相変わらず大波が押し寄せるような文章のうねりが気持ちいいです。
そういえば、新聞の書籍広告の中に
“明治時代を徒に美化するシバリョウ「坂の上の雲」を暴く”
というようなのがあったのですが・・・(たちまち大増刷だって)
だから、あれは小説なんだってばさーーーーーーー。
誰があれが“歴史書”だと言ったのだ?
あれが教科書だったら問題かもしれないけど
あんなに面白い教科書なんてあるわけないし。
「坂の上の雲」を読んで、明治ってこうだったんだよ!と
頭から信じちゃうような人が同じくこのアンチ本を読んで
明治ってホントはこうでさ、って
言うんだろうなあ。
読み手が作品と向かい合う意識が必要と言うことですね。
「騙す骨」アーロン・エルキンス
スケルトン探偵という、20年くらい続いてるらしいシリーズもの。
まあ、タイトル買い。
・・・う〜〜ん・・・今ひとつ、ぬるい?
訳文がちょっと好みではないかもしれない。
「坂の上の雲」の勢いでシバリョウさんが続く。
去年高知に行ったこともあって、龍馬はいうまでもなく
中岡慎太郎とか山内容堂とか馴染みになった名前が出てくるので
面白さも割り増し感がある。
相変わらず大波が押し寄せるような文章のうねりが気持ちいいです。
そういえば、新聞の書籍広告の中に
“明治時代を徒に美化するシバリョウ「坂の上の雲」を暴く”
というようなのがあったのですが・・・(たちまち大増刷だって)
だから、あれは小説なんだってばさーーーーーーー。
誰があれが“歴史書”だと言ったのだ?
あれが教科書だったら問題かもしれないけど
あんなに面白い教科書なんてあるわけないし。
「坂の上の雲」を読んで、明治ってこうだったんだよ!と
頭から信じちゃうような人が同じくこのアンチ本を読んで
明治ってホントはこうでさ、って
言うんだろうなあ。
読み手が作品と向かい合う意識が必要と言うことですね。
「騙す骨」アーロン・エルキンス
スケルトン探偵という、20年くらい続いてるらしいシリーズもの。
まあ、タイトル買い。
・・・う〜〜ん・・・今ひとつ、ぬるい?
訳文がちょっと好みではないかもしれない。
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by
ta
at 2011-01-26 14:19
x
20年程前に「坂の上の雲」は挫折して読んでないのですが、(どうも近代史はニガテで・・・)シバリョウは好きです
最近は新しい本を買うのもめっきり減りまして在庫の読み返しばかりです
で、「馬上少年過ぐ」を読みました(昨夜の停車中の車内で・・・)
私は「頭から信じ」てしまいたい一人なのだと今わかりました
最近は新しい本を買うのもめっきり減りまして在庫の読み返しばかりです
で、「馬上少年過ぐ」を読みました(昨夜の停車中の車内で・・・)
私は「頭から信じ」てしまいたい一人なのだと今わかりました
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quilitan at 2011-01-26 18:51
小説なのでとても面白く読みましたぜ、「坂の上の雲」。
乃木大将ってこんなに×××だったんだ・・・とかね。
基本私もお気に入りは読み返しですが
本を買うのが好きみたいです・・・高いからあまり買えないけどね。
乃木大将ってこんなに×××だったんだ・・・とかね。
基本私もお気に入りは読み返しですが
本を買うのが好きみたいです・・・高いからあまり買えないけどね。
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by
ta
at 2011-01-26 21:34
x
シバリョウは弥太郎が好きでない?とか乃木大将に批判的だとか?
そういえば「竜馬」の中でも弥太郎はやらしい人物だった気がする
本は高いけどやっぱり紙で読みたい
デジタルに対応できないアナログ人間です
そういえば「竜馬」の中でも弥太郎はやらしい人物だった気がする
本は高いけどやっぱり紙で読みたい
デジタルに対応できないアナログ人間です
by quilitan
| 2011-01-26 12:06
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Comments(3)