最優先事項は猫

築30年を超えるわが家、当然あちこちガタが来てます。
それをだましだまし持ちこたえているのですが、それでもそろそろこれは何とかせねば、ということで
居間の床だけ張り直すことになりました。

工事・・・・・

知らない人が出入りする。
大きい音が出る。
あちこち開けっ放しになる。


うちの箱入り娘たちには大変な事態です。

何が怖いって、脱走ですよ、 脱走!!

幸い、家中ひっくり返すような大きな工事ではないので
トイレとご飯セットを2階の母の部屋に運び、猫も一緒に押し込んでの「ひと部屋ケージ」。
そして人間は何することもなく一緒にケージイン状態。
そう、緊張して箪笥の上に登ったりうろつき回ったりするお嬢様たちから目を離さない、という役目を負って漫然と一日を過ごすのです。


でもお蔭で思っていたよりも緊張の度合いも少ない感じか

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何だよーまったりしてるじゃないのさ・・・・

でもいいの、脱走されて後悔するのだけはイヤだから。


庭猫ズはというと、モドキは医者に連れて行かれた記憶のせいかビビってどこかに隠れてしまったが
モーグリはけっこう大胆に・・・いやむしろここぞとばかりに開けっ放しの家の中まで侵入し
床下収納の開いた穴に潜り込みやがりまして!
ついでにコビも入りやがりまして!!
そこに入られると本当に困るんだよね。
気付かなかったらミイラになるまで出られないんだからね!
・・・ということでチャオちゅ〜るの登場です・・・・
チャオちゅ〜る最強。


そしてその日の工事が終わる頃、モドキはきっちり戻ってきてご飯を催促。
お嬢様たちもほどなく通常営業で、食べて飲んで出してスッキリまったり。
あと2日はこんな感じだろうか。

こっちの方が神経休まりませんねえ・・・・・
by quilitan | 2015-09-30 20:01 | | Trackback | Comments(0)

かつて「ソラリスの陽のもとに」というタイトルで出ていたものの新訳。

ただ、今回の「ソラリス」は旧訳からただ言葉の研ぎ直しをするのではなく
実は旧訳の底本は一部ざっくり削除されたロシア語版だったそうで(原著はポーランド語)
今回のものが晴れての“ポーランド語からの完訳”になる。


加筆されたのは、ソラリスの主役である「海」がどのように変化(へんげ)するかが執拗に
そして微細に描写されている部分で、そのありようは「海」というより「得体の知れないもの」。
地球というひとつの星に住む人間の想像力をまったく無視するもの。
そこに「他」が存在する隙はないことを思い知らせるかのように延々と描かれる無意味な海の変容。

その章が旧版では丸々省かれていたらしい。
それがあるかないかでこれほど印象が変わるとは思わなかった。


最初にこの本を読んだ時、意志を持った海、圧倒的な力を持って人間にのしかかるような海の存在は
人間に対して慈悲もないけれど、敵意もなくそこにあるだけで包み込まれるようなものに思えた。
いわゆる「海」だったのだ。
もっともこの印象は多分にタルコフスキーの映画の影響もあったかもしれない。
後に作られたソダーバーグの「ソラリス」はまったく観る気がしなかったけれど
タルコフスキーの「ソラリス」はとても好きだった(主人公の中年男性の白パン姿はちょっとアレだけど)。

もちろん他の部分は変わらないので、昔の恋人の姿で現れる「お客さん」との意思の探り合いはあるけれど
ノスタルジックでロマンティックな印象は「海」の強烈な存在に吹き飛ばされて消えた感じ。


描写が映像を結びにくいせいでよくわからない部分も多いのだが
どうせ登場人物たちも「海」がわからなくて、理解したがって悶々としているのは同じこと。
読み手でありながら傍観者ではないという不思議な構造だ。


ちなみに原作者としては映画はどちらもお気に召さないらしい。
私もタルコフスキーは好きだが、今回完訳を読んでしまうとあれは別のソラリスだと思わざるを得ない。
単純に映像的な面でも難しいし、心理描写もわかりにくいしで
これはやはり文字で読むべき何だと改めて思った。
by quilitan | 2015-09-29 21:40 | 読む | Trackback | Comments(0)

猫侍 南の島へ行く

知らないうちに劇場版第2作だそうで・・・

これはもう何かを期待していくという作品ではなくて
ただただ「猫カワイイ」。

芸達者(というか、どんな状況でもおとなしくしている)の美猫と、ゆる〜い掛け合いと
“強面”北村一輝の猫扱いの上手さを観ていれば充分なのだ。
本当に抱き方とかさりげない撫で方とかが見ていてホッとするんだよね。
あと変に動物を人間扱いしていないのも好ましい。
「猫は猫」というスタンスが最初から崩れなくて、だからこそ「猫カワイイ〜〜〜」になるのだ。
バカバカしくて良し!


美味しいフレンチのランチを頂き(フォアグラは敵前逃亡しましたすいません)、猫に癒され、
さらにお茶して優雅な一日でございました。

そして今宵はスーパームーン。
秋ですね・・・・・
by quilitan | 2015-09-29 00:42 | 見る | Trackback | Comments(0)

9月のお誕生会は、寒梅亭亭主が最近手に入れたたこ焼き器で「たこパ」!


1人たこ焼きで練習して臨んだという亭主の焼きをご覧あれ〜。

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お見事!

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もちろんいつもの定番料理も登場します。

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天気予報では雨だったし、主賓が鉄板の雨女だったにもかかわらず
寒梅亭亭主の晴れ女ぶりが100%発揮されたお蔭でちょっと汗ばむくらいの気候になり
最近ちょっとビールが飲めるようになって来たワタクシなので
地元マーケットのオリジナル発泡酒が美味いです。

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ホットケーキミックスをたこ焼き器で焼いて
マロンペースト(誕生会参加のtaさんにもらった栗で僭越ながら私めが作りました)と
美味しいアイスクリームを添えれば立派にバースデーケーキ。

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メインもデザートもOKのたこ焼き器、これからまた活躍しそうで楽しみです。
寒梅亭のメニューがまた一つ増えたね!
by quilitan | 2015-09-27 19:38 | 食す | Trackback | Comments(0)

能「紅天女」

出かける時は用件をまとめて済ます・・・のが基本。

夕方から国立能楽堂で舞台を見るのでその前に鬱陶しかった髪をさっぱりとね。
「カットとカラーで」とだけ言ってこうなった。
店主の腕前はハンパないのだ。

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いい感じの「紅色」になりました。


そしてその紅い髪で観に行くのは・・・


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長寿漫画「ガラスの仮面」の屋台骨ともいうべき劇中劇「紅天女」。
わたくし花ゆめ創刊号からのリアルタイム世代です。

今回は10年ぶりの再演だそうで、あいにく初演はまったく知らなかったのだが
ラッキーなことにチケットを取って頂けたので観に行って参りました!
これまた久しぶりの能楽堂はきれいだった。

ここ最近すっかり足が遠のいていたけれど、一時期はかなりの頻度で能を観に行っていた。
基本的には四番目、五番目物が好きなので観る作品も偏ってはいたけれど
でも半分眠りながら(これが個人的に正しいと思っている)その世界に浸るのが好きで
今でもそれは変わらない。


今回は新作能で、「漫画を読む人たちも足を運びやすいように」という原作者の意向もあって
地の言葉も謡いもずいぶん平易になっている。
芸能って結局お高いところに鎮座したままではいずれ衰退するものだと思うので
最初は少々違和感があってもこういう試みは必要だと思う。
きもーちテーマを“語りすぎる”きらいはあったけれど天女はとっても綺麗だった。
その美しさが能には重要なんだよね。

特に、後シテの天女の面がすごく美しかった。

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こういうのもちゃんと貼り出されていたんだっけ・・・
あの「増」の面は格別美しく見えたなあ。


そして・・・ワキの仏師役の役者さんがめちゃくちゃイケメンさんだった!!!
能役者さんであれだけの見た目のいい人って、失礼ながら私は初めて。
たいていは面の外側にじっさいの顔の輪郭が見えるものだけど(今回はワキなので面なし)
おそらくあの方は面の中に顔が入ってしまうのではないかと思うくらい
小顔で背が高くて・・・イケてましたね。



何だかまたちょっと色々観たくなってしまったなあ。
「道成寺」観たいなあ。
これからの季節だと「紅葉狩り」か。
・・・いずれも鬼になっちゃうやつですけどね。
by quilitan | 2015-09-26 10:10 | 見る | Trackback | Comments(0)

バレエボーイズ

ノルウェーでバレエダンサーを目指す3人の少年のドキュメンタリー。


やはり男子でバレエダンサーを目指すというのはどこも厳しいものなのか。
ロシアとかキューバなど、国を挙げて養成するシステムのあるところは別格なんだろうなあ。
色々道はあるけれどそれでもどうしてもなりたい!という意志をより強く持たないと続けられない。

そんな中でバレエを続けてきたのだから、もちろんみんなプロを目指すわけだが
徐々に、実力だけでなくその願望の強さにも少し温度差があることが見ている方にも分かる。
3人のうちで、誰よりも強く職業舞踊手になりたいという少年の
その肉体の仕上がりがもう他の2人と全然違う。
筋肉の上にぴっちりゴムを被せたような肩から腰への逆三角形と羽のように盛り上がった肩胛骨は
立派にダンサーの体なのである。
やはり最低でもあの体が造られていなければイギリスのロイヤルバレエスクールへの留学もなかったかもしれない。
あれで15歳ですか・・・・・
しかもその子が一番顔もよかった・・・・・
やっぱり見た目も大事ってか。



それでも本場の精鋭が揃う学校ではそれも大勢の中の1人でしかないんだろうなあ。
バレエ団の来日公演とかで、当たり前のようにまだ若いプリンシパルを観るけれど
あれはものすごい確率の中で磨かれてきた一粒の宝石なのだ。
心して観るべし、ですね。
by quilitan | 2015-09-22 17:53 | 見る | Trackback | Comments(0)

とりあえず猫を愛でよう

      安倍法案 安保法案 

字面が似ているのは、これも廻りあわせというものか。

ただでさえ老獪な政治屋が揃っているのだから、あれだけ数を恃みにすれば今の野党など赤子の手を捻るようなものだったろう。
なので「みなさまの平和のため」の法案がみなさまの虚を突いてあっけなく採決された。


これを「戦争法案」とセンセーショナルに括るのはいささか疑問もあるが
そんな言葉に置き換えられるのもきちんと説明がなされていないからだ。


相手に理解してもらう努力と、筋の通った説得をしてくれれば納得する部分だってあるはずなのに
くだらないたとえ話をして「説明した」と臆面もなく言い放つ、それが一番腹立たしい。
努力をしないのは、たとえどんなゴリ押しでも最後は通ると思っているからだ。
本気で闘う必要なんかないと思っているからだ。
ゴールはもう決まっているのだからそこに向かって進めばよい、露払いは多勢である。
なんという未成熟。


そして常々思っていること。
議会の答弁には〈過剰な敬語禁止令〉を出してくれまいか!
詰め寄る方はどうしたって厳しい言葉になりがちになる。
受ける側がそれを上回る丁寧な言葉遣いをすると、厳しい言葉の方が「感情的」と取られ
丁寧な応対の方は「冷静=判断力が勝っている」と受け取られるものだ。
もちろん中には本当に感情的になる人もいるだろうが
敬語という情報は付加的なものだから、要点を絞って無駄な言葉を省くにはそれを削るのが一番早い。
その上で失礼のないようにするため、さいわい敬語には3段階あるので最低限のものでも問題はないはずだ。
それを「〜なされましては」だの「いたされるものと」だの、慇懃無礼の見本市を繰り広げ
内容のはぐらかしと要点の不鮮明化が行われるわけだ。
国会だけの話じゃない。
わが街でもいきなり半年後に武道館を閉鎖しますというアッチョンブリケなお達しが来て
説明会というのに参加したけれどまったく同じ。
これも「結果は決まっている」スタンスから一歩も出ず、ひたすら“低姿勢で丁寧な”応対に終始した。
“もう決まったことだから”が出発点。


日本語というのは表現の幅がありすぎて、つくづく議論に向いていない言語なんだと思った。
おそらく老獪な方々はそれを分かっていて逆手に取っているんだろうが・・・・
私は日本語が大好きだ。
だからこそ、こういう愚弄するような使われ方には怒りを覚えるのだ。





蔵造りの街並みと、祭りと、時の鐘があれば観光客は来るからもう充分。
ゆとりがありすぎるくらい広々した博物館も美術館もあるし、立派な駅前大型施設も完成して
ああなんて文化的な街なんだらう。
by quilitan | 2015-09-20 00:58 | 考える | Trackback | Comments(0)

緑の瞳

今さらだけどキッカちゃんの眼はなんて綺麗な緑色なんでしょう。

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大好きなこの絵の猫と同じ色じゃない?

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うんうん、そっくりだよね!
もし竹内栖鳳がキッカを見たら「この猫を下さい」って言ったよね!
いや〜、あげられませんけどねえ〜。


(お・や・ば・か)
by quilitan | 2015-09-17 16:18 | | Trackback | Comments(2)

右も左も関係ない

いちばん言いたいことを、そのまま口にするのは何かとまずいので
オブラートに包んでやり過ごそうとする時、人は無駄に饒舌になるものだ。

だからどんどん言葉を重ねるばかりの説明には真意が隠れていると思った方がいい。



現日本国総理大臣への不信感と不快感ではちきれそうです。
by quilitan | 2015-09-16 19:46 | 考える

己を知るべし


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だよね、だよね。


そして「降りられにゃい〜〜」と鳴くのであった。
by quilitan | 2015-09-16 11:09 | | Trackback | Comments(3)

猫と雑文ときどきお絵描き