こまったにゃん

うちに来る野良猫は、常連さんご無沙汰さん気まぐれさん合わせるとそこそこの数になる。

それはいつの間にか「庭でゴハン」組と「玄関先でゴハン」組とで自然に区分けされている。
数的には♂が多いのだが、何よりゴハンに不自由しないことと
♂も♀も手術済みなので、縄張り争いをする理由がないせいかケンカがない。
そして玄関組は庭のゴハンに手を出さないし、庭組も然り。
それぞれの縄張りというか、距離感を互いにちゃんと保ってくれていて助かっている。


ところが・・・

1匹だけ空気の読めないヤツがいるのである。

大柄のキジトラで、コビによく似ていて最初は見間違えたが尻尾が短いボブテイルの
通称「ボブ男」。
(♂♀の判別が今ひとつはっきりしないのだが、少なくともタマはない・・・手術済み??)


これが庭でも玄関でもいきなり現れては、野良だろうがコビだろうが
そこにいる誰にでも吹っかけるのである。
ボブ男が攻撃モードで来るから、いつもまったりのコ達も
どうしたってフー!シャーー!!!になってしまうのだ。
しかもこれが人を怖がらないどころか、すり寄ったり果ては向かってこようとさえするので始末が悪い。
首輪はしていないが体格も毛艶もいいし、もしかして近所の飼い猫か・・・?


わたくしとしてはですね、庭に来るコを敢えて追い払うことはしないでおきたい。
もちろん手術も考えてのこと。
でもお行儀の悪いのは困るの。
以前、玄関組の黒いのもやたら境界を越えて出没してはケンカしていたけれど
最近はきちんと玄関で待っているようになったというのに!
他のコはみんなちゃんとうまくやっているのにひとりでぶち壊さないで欲しいの。


庭先で猫の喧嘩声が聞こえたらほぼ確実にこいつ絡み。
私は水の入った霧吹き片手に飛びだして、申し訳ないけど退散願うのである。
確証はないけど飼い猫という位置づけで、お前の家にお帰り!と。
ちなみに常連を越えて定住組になっているBLキャッツも私と一緒になってボブ男を追い払い
ヤツが立ち去ると悠々と猫ハウスで寛ぐのであった。


本当はボブ男が悪いんじゃないんだろうけどね・・・・
by quilitan | 2015-08-31 23:39 | | Trackback | Comments(0)

野火 :大岡昇平

大岡昇平は、家に昔からある全集もので名前だけは知っているというレベルで
これまでまったく手に取ることのなかった作家だ。


戦後70年も経って、戦時のことが遠い昔話でしかない世代の方が多くなり
折りしも安保法案がその違和感を誰も拭わないまま進められようとしている今、
「鉄男」の塚本晋也が映画化を切望し、今公開されている作品の原作。
それもあって、いわゆる「現実の戦争をちゃんと知っておけ」という類の戦争小説・・・だと思っていた。


確かに舞台は終戦近く、壊滅状態になった南方での日本軍にあって
一兵卒がしたこと、しなかったこと、そしてそうならざるを得なかった状況が描かれている。

でも、不思議なことにその文章は詩のように簡潔で清々しい。
その筆で極限状態が淡々と描かれる。
おそらく「私」から見た、かなり主観的な描写であることが
生々しさを遠ざけている一因なのかもしれない。

実際に作家自身が招集されて見てきているのだから、あらゆる禍々しいものにまみれる戦場の状況は
そのまま書いても充分伝わるであろうに、そうしなかった。
「分別がついている私」は、敗走しながらも冷静に自分自身を省みる。
周りでどんな異常なことが行われても、飢えに苛まれても
それから目を逸らすこともせず、かといってその狂気に一緒に巻き込まれるでもなく
どこか他人事のような目線でいる。
最終的に精神病院に入って、そこで手記を書いているという体裁になるんだけれど
そこでも何かに腹を立てることもなく、自分自身に埋没している。
でも、その無感動こそが恐ろしい。
「こんな状況でまともな神経でいられるものではない」という大前提のもとに
淡々と「正常な狂人」でいられるのだ。


物理的な破壊だけではない、そこに影のようにぴったりと張り付く心の破壊が
戦争のもたらす最大の災厄なのかもしれないと思った。
そして、壊れたモノは「復興」などという名目でそれなりに後始末してくれたりもするが
こと心の破壊に関しては形がないからまるでなかったことのように、
汚れものは隠して終わり。
まあこれは戦争に限ったことではないですが。



それにしても不思議な印象の作家だ。
こんな戦争小説ってあまりないんじゃないだろうか。
もっと「凄惨な現実」を全面に押し出しているのだとばかり思ったので
これを映像にするとどんな風になるんだろう。
ちょっと予想がつかない。

川越スカラ座では来年公開ということなので、しばらく待たなくては。
by quilitan | 2015-08-29 01:12 | 読む | Trackback | Comments(0)

Part 1

毎年恒例の寒梅亭茶豆ナイト。
つまみは茶豆、あとはご自由に持ち寄り・・・ではあるが茶豆の量がハンパない。


a0105480_22463280.jpg


これはほんの入口で、この3倍は茹で上がってくるのだぜ〜!!


・・・至福。


Part 2

オカメ使いさんからゼリー寄せをリクエストされたので
本日の臨時営業のメニューはリクエストを中心に以下の通り。

a0105480_2246279.jpg



a0105480_22461635.jpg


a0105480_22452332.jpg


a0105480_22444830.jpg



a0105480_22453776.jpg


こちらオカメ使いさん差し入れの白ワイン。
さっぱりしていて、甘さも重さもちょうど飲みやすい感じで進んじゃいます。
お店のお勧めらしいけど、なかなかチョイスがいいぞ、イケセイ。


a0105480_22443180.jpg

「あたいも〜〜」と、おねだりに余念のない寒梅亭の姫であった。

相変わらず美味しい寒梅亭。
次は9月の誕生会かな〜。
by quilitan | 2015-08-27 22:59 | 食す | Trackback | Comments(0)

親バカ


a0105480_11173810.jpg


a0105480_1118378.jpg


a0105480_11184470.jpg


a0105480_11185412.jpg




a0105480_111959.jpg

by quilitan | 2015-08-24 11:20 | お絵描き | Trackback | Comments(2)

月面飛行

2度目の国立天文台4D2U(4Dimenstion Degital Universe)シアター。

今月のテーマは「KAGUYA's Moon」

  月周回衛星「かぐや」に搭載されていたレーザ高度計(LALT)と地形カメラ(TC)による観測データをもとに詳細に再現された月面を探検しましょう。地球から見ることができない月の裏側まで行ってみます。


作り物とはいえ、月の地表面すれすれに飛行するようなその臨場感は素晴らしい!
思わずのけぞってしまいそうになるくらい、本当にパラグライダーか何かで月面を飛んでいるような感覚になった。
背中のぞくぞくっとする感覚は本物のジェットコースターと何ら変わりない。
充分宇宙旅行した気分になった。
月の裏側にモノリスはなかったけどね。

これは乗り物酔いする人にはちょっと向かないかもしれないけれど
私はこの気持ち良さにちょっとハマっております。
3D映像はあまり小さい子には脳の負担が大きすぎてよくないらしいが
子供の頃にこういうの見たらやっぱり興味持つだろうなあ。
こんなオバサンになっても夢中になるんだから。


その後はキチジョージのハモニカ横丁で猫グッズのお店を見つけてしまい
あれも欲しいこれも可愛いそれも面白い!とネコ物欲全開。
何億光年の時の彼方から一気に足元に降りてきたのでした。

やっぱり面白いな、吉祥寺。
by quilitan | 2015-08-22 23:13 | 雑録 | Trackback | Comments(0)

ウユニ猫(にゃん)湖

a0105480_21383850.jpg


a0105480_21381482.jpg


a0105480_21373635.jpg



こんなグラスを頂いた。

a0105480_21375366.jpg




ウユニ塩湖・・・生きている間に行ってみたい場所の一つ。

ほかにも、ハワイのマウナケア(すばる望遠鏡がある)とか
ギアナ高地のテーブルマウンテンとか
マヨルカ島のドラク洞窟や(エンサイマダも)
モゲールにキューバに・・・・・

宇宙よりも、まだまだこの地球上に行きたいところがいっぱいある。


なんてことを思い起こさせるウユニにゃん湖でした。
by quilitan | 2015-08-20 21:54 | | Trackback | Comments(2)

一件落着

今朝、庭先で余裕かまして転がっているモドキをさくっと抱え、病院に行って抜糸。

傷はもう本当にきれいで、瘡蓋がほんの少し付いている程度でしこりも殆どなくなった。
傷口のあたりの細菌も、普通の口内常住菌で問題なし。
体質的に治りが早いのと、一切暴れたりせずおとなしく治療されたことで
獣医さんに褒められちゃったよ。
念のためもう少しだけ抗生物質続けるようにと薬を貰って来たけれど
モドキにすれば美味しいチャオちゅ〜るが食べられるわけで苦でも何でもない。
(そして一番得しているのは、何もないのにご相伴でチャオちゅ〜るが貰えるモーグリ)
病院から戻ってケージから出て、再び庭で寛ぎのもっさりペア。


ひとまずこれにて一件落着のモドキウィークなのでありました。ご心配かけました。



・・・私もちょっと学びました。
by quilitan | 2015-08-19 10:38 | | Trackback | Comments(0)

一週間ぶり

うちの中の猫も庭の猫もみんな元気。

キッカちゃんは相変わらず細くて軽いし、パスはかんしゃく持ちだし
コビはトドだし・・・

モドキもモーグリもしっかり庭定住。
私の留守中、母に頼んだミッションは薬を飲ませることと様子見。
途中で汚れた腹巻きテープを外すという臨時のミッションも加わり
もうじき80になる母、頑張ったようだ。
ねぎらいは、ちょとだけ奮発してデパートの鮮魚売り場のマグロ握りで。

モドキの傷はすっかりきれいになっています。
もう病院に行く必要もないとは思うのだが、まだ糸が残っているし、
院外検査の結果ももう出ているだろうから明日の朝うまく庭にいたら病院連れて行くかな。


「穴」で慌てふためいていたのが嘘のようです。
by quilitan | 2015-08-18 20:25 | | Trackback | Comments(2)

ぽんたの浅知恵

朝イチで獣医に行ったモドキ。
昨日もちゃんと帰ってきたし、日頃の定住具合からいってもきっと大丈夫だろうという想定の下
家に戻ってから例によって放牧。
甘い、といわれてしまえばそれまでなんですがね〜・・・
で、これまた昨日と同様に、しばらく庭先をウロウロしていたが
間もなくどこかに姿をくらましてしまった。

そして夕方。

今日はもう医者には行ってしまったので、最悪明日の朝までに戻ればいいのだが
なかなか帰ってこないとなるとやはり心配になるものでして・・・
モーグリに再度「相棒探してこい」などと言いながらちょいちょい庭を覗くも姿が見えず。
さすがにとっぷり日が暮れてくると気が気じゃなくなる。

それでももう人間も夕飯の時間になって、もそもそ食べながらふと見ると包帯巻いた太い腹が!
ご飯もそっちのけでそそっと近づき、逃げ腰のモドキをご飯で釣って無事ケージイン!

は〜、これでひと安心。


思うに。
最初に病院に連れて行った日は、4時ちょっと前でまだ明るかった。
なーんにも考えずまったりしているところを不意を突かれた形だったわけだね。
なので昨日は少し遅めに「そろそろいいかな」と思って戻ったら病院に間に合っちゃった。
それならばと、今日はすっかり暗くなってからこっそり戻って来たのではないだろうか。
小さな頭で一生懸命考えたのかなあ。
でも、一応戻るのはここと決めているのかと思うといじらしいな。


明日以降はもうケージに入れることはないと思うので
多分薬が出るからそれをきちんと飲んで治すべし!
by quilitan | 2015-08-12 20:10 | | Trackback | Comments(0)

ぽんた・・・?

昨夜もケージの中でモドキが新聞を食い破る音がしていた。
まあそれは織り込み済みなので、朝起きて片付けようと思ったら
何とやつはお腹のガーゼを外しちゃってたんですね!

カテーテルも、もちろん傷口も丸見え。
といっても流血しているわけではないし、ケージの中なので汚れも付いていないが
さすがにこれはまずいので本当は夕方行くはずの病院に朝イチで駆け込むはめに。

先生曰く、「ちょっと絆創膏短めだったかな〜、腹圧でとれちゃいましたかね」
・・・あ、それはつまりお腹に力を入れたらベルトが吹っ飛んだ、みたいな話ですか。

そして洗浄してみて、壊死したカスとか膿なども出る気配がないので
「もうカテーテル外しちゃいましょうか」
思ったより早めに外せることになった。
最初に採取した検体での検査結果がまだ出ないので、持っている細菌の種類とか耐性とか分からないまま抗生物質を打って貰っているが、それなりに効いているんだろうな。
そしてカテを抜いて、おおもとの穴の部分(これも少し小さくなっている)をゆるめに2針縫合し
「今度はしっかりとね!」と二重三重に腹にテープを巻かれる。
そのはち切れそうなお腹を触りながら
「名前なんだっけ?ポンタ?」いやいや先生、違いますから。


まだちょっとしこりのような部分が残ってはいるものの、このあと中で更に膿んだりしなければ
後は傷が治るのを待てばいい状態らしい。
ただ私が仕事で明日から1週間近く病院に連れて行けないというと
先生も悩みどころではあったようだが、でも今の状態から推して考えるに
「・・・とりあえず明日朝イチで診て、多分そのままで大丈夫かな・・・大丈夫でしょう」と。
病院は明日から3日間お盆休みのところを診てくれるというのでありがたい限り。


というわけで、崖っぷちの太鼓腹ポンタ・・・じゃない、モドキは
深刻な状態にならずに済みそうです。


今もまた放牧中。
でも夜になったら明日のためにケージインだからね!
ちゃんと戻ってこいよ!!

ちなみに相棒モーグリはつかず離れず、ケージに一緒に押し込んでも平気でいる。
この相思相愛ぶり、もう言葉もないですね。
by quilitan | 2015-08-12 11:04 | | Trackback | Comments(2)

猫と雑文ときどきお絵描き  
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31