日本の隅っこで穴に叫ぶ

計画が白紙撤回されたとたんに
常に安定の“酔っぱらった上司”レベルの言語表現を披露してくれる老人にさっそく
「生牡蠣がどろりとしたような」と揶揄されたザハ・ハディド氏のデザインしたスタジアム。

デザイン自体は良いんでしょう。好みではないけれど。
おそらく選んだ“方々”も、あの未来志向を思わせる流線型に
わが美しい国のさらなる進歩を重ね合わせ
希望を具現化したものに見えたのだろうね。
たとえお手盛りシャンシャンで予算が倍に膨れ上がろうとも
「こういう時にケチケチすんねい!」と一緒に踊ることを疑いもしなかったのだろうねえ。
何と言ってもオリンピックという世紀の祭典なのだから、
このニッポンという国の存在をもう一度世界にアッピーーールする機会なのだから、
きっと国民は大喜びするだろう、と。


でも、景気のいい話はオトモダチの周りだけで
肝心の踊る阿呆共がついてこないことにこんなギリギリの際まで気付かずにいて
どっちが阿呆なんだかという話にまで転がり落ちる羽目になってしまったのね。

そもそもアピール力を競うのもおかしいし、今さらどでかいハコモノに
一般人は嫌悪こそ感じれ、ありがたがる時代ではもうないことを知っているのだ。
それに招致の際のコンセプトが「無駄に金をかけずにコンパクト」だったことも
忘れていません。
それをいつの間にやら解釈変えて、すごいもの作るんだからいいじゃないかと言われても。
言われても!!


想定外の下々の反撃に慌てふためいて、白紙撤回したはいいけれど
結局誰も責任を取らないという生牡蠣大あたり以上の腐りっぷり、見事である。



そういえば、某総理大臣てこのスタジアムみたいだな。
デザイン先行、手順うやむや、やったもん勝ち、オレの後ろに付いてこい!みたいな。

しかもあの人の顔も・・・・・・・・・って、そこまで一緒じゃなくてもいいのに。
by quilitan | 2015-07-28 23:56 | ぶつぶつまめつぶ

Mommy (マミー)

川越スカラ座でグザヴィエ・ドラン特集。

デビューが19歳という、非常に若い監督兼俳優のグザヴィエ・ドランの作品は
言うなればミニシアター好きは観るべし、みたいな印象があって
スカラ座さんでも何度かかかっていたのだが
面白そうだなと思いつつもなぜか“観る”までの一歩が遠かった。

これは“若さ”に対して躊躇するお年頃になってしまったのだろうか?
いやいやそれはまずいだろう、と踏み出してみる。


行動障害でいきなり暴れたりキレたりする息子が施設で問題起こして退所させられ
この人はオープンのスポーツカーで後先見ずにすっ飛ばすように人生送って来たんだろうな
と思わせるような母親と暮らすことになって
そこにワケあり風で家族に対して失語になっている向かいの家の奥さんが加わって
妙な共同体のようになる。

全ての人物にイラッと来るものを感じながらも、嫌いではない。
でも好きかと言うとそうでもない。
若いのになぜか妙にノスタルジックな映像を撮る。
でも、人物への共感は出来ない。
それだけ自由に撮っているということなのかな。

そう、キーワードは「自由」ですね。

結局、母と息子は周りに迷惑をかけながら
感情を解放して自由に生きていくことを選ぶ人たちだった。
こういう人間が描けちゃうところが若さかな、と思った。
そして家族に対して言葉を失ってしまった奥さんは
感情を封印して家族と共に生きることを選んだ人なのだ。
この奥さんの人物像が不思議でちょっと惹かれるものがあった。
でも最後まで詳しいことは語られていないんだけどね。
(そういえば「きっとここが帰る場所」という映画でも妙に特徴のある人物なのに
 語られずじまいだった人がいたっけ)

誰も正しくない、誰も間違っていない、誰を嫌おうと愛そうと仕方のないこと。
私は個人的に「自由であれ」みたいなのは好きではないんだけど
こう振れ幅が大きいと観る側は逆にフラットな感覚でいられるのかもしれない。


ただ、映画の前に「グザヴィエ・ドランの映画の分析」みたいな
批評映像が流れたのだが、これは見る前に必要なことなのか?
これこういう映像が特徴だの、こういうアングルでこういうことを表現するだの
観て、自分で感じるのが先だろうと思うんだけどね。
その上でそういう分析を知りたい人が見ればいいのである。
それこそ円盤の特典映像でいいでしょう。
大きなお世話ですね。


まあとりあえず・・・特集のもう1本も観に行こうかな?
by quilitan | 2015-07-27 23:52 | 見る | Trackback | Comments(0)

たこ の 鰻

たこ は たこ でもお店の名前です。

寒梅さんがプレ土用の丑の日に鰻を注文する、というので便乗しました!



国産さばきたてだ!!

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ぎゅっと締まった肉厚の身、絶妙の焼き加減・・・
美味しいよ〜〜!!


寒梅さんがうっかり私にも薬味の山葵をつけたので、初めて山葵で鰻を食べました。
私は山椒が大好きなのだが、山葵もイケるもんだね。

ああ幸せだ〜〜!!
by quilitan | 2015-07-23 22:13 | 食す | Trackback | Comments(0)

男前な幽霊

地元の市立博物館で「妖怪」という企画展をやっているので覗いてきた。
夏はやっぱり妖怪ですね!

が、あまり展示数がなく、しかも文献メインで絵モノはごく僅かという
正直ちょっと残念な感じではあったのだが、市のハコモノでは仕方ないのか。
それでも、掛け軸の幽霊画が3点展示されていた内の1点がめっけもの!

井上円了が直々に頼んで描いて貰ったという西郷孤月の「幽霊画」。
ざんばら髪の男性の幽霊なのだが、これがなかなかの美形!
そもそも男の幽霊画というもの自体少ないのだそうで、私も今まで見たことない。
これはイイ男ですよ〜。
撮影禁止なのが残念だ。


展示品は東洋大所蔵のものが多く(なんたって妖怪学博士の井上円了は東洋の創設者)
もしかして私が卒論書く時に使ったものもあったのかしらと
ちょっと懐かしく思った。

あと、「大江山の鬼退治」の絵巻で、子供に「これ誰が何やってんの」と聞かれ
鬼やら武将やらの説明が面倒だったのか「つまり戦争してる絵でしょ」と言った若いお母さん。
それ源平や関ヶ原の合戦とは違うから。
子供にわかりやすく説明するのは難しいかもしれないけどそんなにざっくりいくか・・・
原文は無理でも木原敏江の「大江山花伝」くらい読んどけ、と心の中で呟いた。



それにしてもあの博物館は展示内容に較べて無駄に大きすぎるよなあ。
by quilitan | 2015-07-23 17:22 | 見る | Trackback | Comments(0)

抜歯完了

けっこう根っこもやられていたりして、結局4本かな、抜いたのは。
コビは無事に帰宅です。

縫った部分もあるし、昨夜遅めから何も食べていないのでいきなりカリカリもまずいだろうと
ウェットしかもできるだけゆるゆるのフードを選んでお帰りなさいのゴハン。
食いつきはいいが、これでウェットがクセになったらどうしようという不安もちらっと・・・


フトコロはちと痛いが仕方ない!
マイクロチップも入れたし、これで完璧ににうちのコだ。



**追記**

昨日マイクロチップの書類用の判子忘れたのでさっき獣医さんに持っていった時
「ウェットあげたら食いつき良すぎて」と言ったら「出来ればドライにして」と。
抜歯の跡に空いた穴は血餅で固まるのを待ちたいのだが
ウェットだとにちゃにちゃ噛んじゃって血餅がはがれるかもだそうだ。
なるほどー。
パウチ大量買いする前に聞いて良かった。
でもきっとコビはウェットの味をしめたはず・・・・
悪いわね〜でも仕方ないのよ〜(にやり)
by quilitan | 2015-07-21 21:05 | | Trackback | Comments(2)

いざ出陣

朝4時からの「ゴハン〜〜」という催促にも心を鬼にしてひたすらなだめ
コビは抜歯手術のため先ほど病院に。
キナやタンゴと違ってありがたいことにワクチン以外にはあまり病院に縁がなかったので
久々に大ごと感あり。


がんばれコビ!!

でも朝抜きなのに体重はやっぱり多め・・・
by quilitan | 2015-07-21 09:41 | | Trackback | Comments(0)

梅雨明け

一気に暑さがMAXになってきて、猫たちはそれぞれに涼しいと思われるところに陣取る。


お腹から冷やしたいヒト

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全身脱力したいヒト

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それでもどこかくっついていたいヒトたち

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そうそう、taさんから頂いたオクラの種がここまで育ちました。

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収穫期待して良いかな!?
by quilitan | 2015-07-20 20:12 | | Trackback | Comments(0)

あ〜た〜れ〜〜〜

サマージャンボを買ってきた。
でもしみったれなのでバラ10枚ぽっきり。

抽選日まではああしてこうしてあそこにこっそり置いて、と密かに決めている。
ちょっと恩返しプリーズなのね〜。
by quilitan | 2015-07-19 18:16 | 雑録 | Trackback | Comments(0)

文字の魅力

室生犀星の「蜜のあはれ」という小説が文庫になって新しく出ていた。
私が読んだのは国書刊行会版だったのだが知り合いから借りたものだったので
文庫で持ってたらいいかも、と書店でページをめくってみた。

あれ?何か違和感がある。と思ったら・・・・・


金魚の呼びかけが、「をぢさま」から「おじさま」になっていた。

「をぢさま」ということばにははすっぱ金魚の甘ったれた声を想像させるものがあって
金魚の姿が浮かび上がってくる。
でも「おじさま」だとどこかのお嬢様みたいな感じで普通すぎる。
だいたい「あたい」なんていってる娘がお嬢様なわけないのだ。
文字一つで印象はこんなにも変わるのである。

巻末を見ると、文庫改訂版を出すにあたり旧仮名遣いを変更云々とあった。
もしかしたら単純に時代的な理由でその仮名遣いだったのかもしれないけれど
別に変えなくてもいいと思うのだが・・・


まあ少なくともこれで文庫を買う意欲はそがれました。



** 追記: 映画化されるんですね〜
by quilitan | 2015-07-13 12:54 | 雑録 | Trackback | Comments(0)

半日の家出かい!

モドキが戻ってきた。

今日は金曜日だし、元々がとっ捕まったコだから念のためにと保健所に迷子届けを出して
モーグリ寂しそうな顔・・・としんみりしていたところにのっそり帰ってきた。

モーグリとちょこっとグルーミングして何事もなかったかのようにまったり寛いでやがる・・・
ちょっとイラッと来てもいいですか(でもデレられるとすぐ陥落)


何はともあれ仕事前に心配事がなくなって良かった〜〜!
by quilitan | 2015-07-10 17:06 | | Trackback | Comments(2)

猫と雑文ときどきお絵描き