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感傷

母方の叔母は、出産時の事故で若くして亡くなっている。

大恋愛で結婚して、ほんの数年で初めてのお産で子供を残して命を落とすという
あまりに劇的な幕切れ。
当時まだ小学校1年だった私にも、〈亡くなった叔母と遺された父と娘〉という一つの型が
焼き付けられた。
元々叔母が好きだったし、母に言わせれば私は叔母に性格も似ているとのことで
なおさら叔母の存在がしっかり根付いていたのだろう。

現実には、遺された叔父と従姉妹は実家の大家族の下でそれぞれ不自由なく生活し
年を経るにつれて“色々”あったようだが、それは外からは見えないことで
私たちは叔母亡き後も、何かあれば屈託なくつきあえる間柄を保っていた。


そんな大家族も時と共に分かれて行き、或いはこの世を去る者ありで先細っていった中で
先日、叔父が亡くなった。

そもそもその家の墓地は長野の山の方にあり、1回行ったかどうかというくらい。
あまり不便でも困るということであらためて牛久に持ってきたらしいのだが
そこもうちからはかなり遠い。
結局叔母の墓参りが出来ていないことがずっと引っ掛かっていた。
お墓が重要だと言うつもりはないが、何となくそこで手を合わせたくなる場所というものは
確かにあるのだ。

それが、今回の叔父の葬儀は納骨まで済ませてしまうということだったので
私はようやく叔母の所に来ることが出来た。
しかも、納骨も壺で収めるのではなく、直にお骨を中に入れてしまうので
そこに眠る全ての人のお骨は一緒に一つの山のようになっている。
ああ、ここに叔母がいるんだという気持ちと、恋女房とやっとまた一緒になれたね、という
叔父への気持ちで涙が出てきた。

じっさい叔父はすでに新しい所帯を持っていたので、今さら叔母を持ち出すのもとは思うが
でもどうしても叔母との縁の濃さを感じてしまうのだ。


“遺された子供”であった従姉妹と一緒に帰る道々
亡くなる1ヶ月前くらいに叔父が、叔母の夢を見た、と言ったことを話してくれた。
箱根の山のてっぺんに叔母がいて、自分は山の下にいるのだ、と。
叔母が呼んでいるのか何か話しているのかはわからなかったけれど
こちらに向かって呼びかけている。
そして、叔母が亡くなってから彼女の夢を見たのはそれが初めてだったのだと。


お互い長い旅だったねと思わずにはいられなかった。
by quilitan | 2015-06-30 23:13 | 雑録 | Trackback | Comments(0)

同じ轍を踏む

自分では一応〈アニメ好き〉と思っているのですが
ついつい“最近の若者は”的な括りをして新作チェックを怠りがちです。
ほら、最近のはパターンの決まってるのが多いから・・・とか。

でも、たまたま途中観て、とか最悪最終回に観たものにいきなりはまってしまい
何で最初っから観なかったかなあ!と地団駄踏むこともままあるわけです。


最近では「アルドノア・ゼロ」。
円盤は欲しいけど、揃えたらけっこう懐に痛手なのでちょっと涙を呑んでいる状態。

そしてさらに、最後の2回観てまた悔しい気持ちになった「グリザイアの楽園」。
「グリザイア」は元が年齢コードのあるゲームだそうで
確かにそれで納得する部分もあり、そういうあざといのは敬遠するジャンルなんだけど
福井さんの「o.p.ローズダスト」を思い起こさせるものがあって
そう思い始めたら面白くなって・・・そして最終回。トホホ。


その内再放送やってくれることを期待しつつ、そろそろ7月始まりのアニメが出る時期。
今度こそ外したくないとは思うけど、作品が多すぎて把握しきれません。
だからって全部録画するほどの気合いもないんです・・・
また「ああ見逃した!」が出るかもしれないな〜。
by quilitan | 2015-06-26 21:19 | ハマる | Trackback | Comments(0)

トンネルの外

関越トンネルからようやく外の明かりが見えてきました。

仕事で10日近く稽古に行かないでいたことで、うまくリセットされたのかも。
とりあえず色々言われたことは、いいことも悪いこともまるっと頭から消し去りました。
また何かあれば一からやり直せばいいのだ。


ということで、とりあえずトンネルの外には出られそうな感じがするのだが
果たしてトンネルを抜けて先に行けたのか、それとも元の場所に戻っただけなのか
そこは何とも言えないところです・・・・・
まあ、力の抜き加減が一番のポイントだということを今回身を以て知ることもできたし
気楽に行こう。
by quilitan | 2015-06-24 20:22 | 弓道 | Trackback | Comments(0)

ブームなのか?

今を去ること25年前(大昔ですね・・・)寒梅さんとスペイン旅行をしたのだが
マジョルカ島のホテルで食べた「Ensaimada エンサイマーダ」というパン菓子の美味しさが
ずーっと忘れられない二人。
お土産物にもなっていたので、空港で買ってその後2日ほど旅の朝食になっていた。

ぐるぐる渦巻き型で、私たちがその時買ったのは直径30センチくらいのものだったのだが
(それでもMサイズ)なかなか日本でお目にかかれない。
スペイン料理のお店でも見たことがない。


それがです。
つい最近寒梅さんから「二子玉川の“マヨルカ”というお店にあるらしい」との情報が。
ニコタマか〜・・・・ちょっと行きにくいよなあ。
でも調べたらそのお店はスペインが本店らしいし、これは期待できるのか?

と思ったら、うちの近所のちょっと大きめスーパーのパン屋にも
何と「エンサイマダ」が!!!
一応渦巻き型だけど、まあ食べてみれば普通にちょっと甘めのパン菓子。
美味しいけど、エンサイマダといっていいのかどうか・・・

・・・あれ?でもそういえばエンサイマダの味ってどんなだったっけ!?

美味しかった!また食べたい!!という印象が強すぎて
ちゃんと味を表現できない自分にちょっと愕然としてしまいました。
どうしよう・・・


一度TVの旅番組で紹介されていたことがあって、その時はラードで揚げるんだとか
そんなことを言っていたっけ。
それにしてもいきなりここへ来てこんなにエンサイマダにお目にかかろうとは
ちょっと意外な感じ。
どういう風が吹いているのだろうか。
ニコタマのもチャレンジしたい。


エンサイマダとは関係ないが、私にはもう一度食べたいと思う味がもう一つある。
これも同じくらい昔にオーストラリアに行った時
シドニーのシーフードレストランで出た“海老のオレンジソースがけ”。
ここはケーキも美味しかったけど、あのオレンジソースの味は記憶にがっちり刻みこまれている。

私はあまり胃袋で記憶するタイプではないので
後々まで語れる食べ物は、良いも悪いも少数精鋭ってコトだな。
でも、美味しかったのは確かだけどどこまで記憶が正しいのかは微妙です・・・
by quilitan | 2015-06-22 21:42 | 雑録 | Trackback(1) | Comments(0)

ALDNOAH.ZERO EXTRA DAY

〈マクロスF〉のブドーカンイベント以来のアニメイベントに
Pちゃさんと行ってきました。

「アルドノア・ゼロ」は久々にオリジナルで骨太の作品だということもあるけど
やっぱりツボにはまるキャラがいるのは大きいんですね。
1期の途中から見始めたのでちょっとワケワカランという部分もあったのが
とどめに全話まとめて一気見したことでボルテージ上がりましたね!

今回のイベントは劇伴音楽の澤野弘之さんのライブとメイン声優さんたちのトークと
オリジナルミニドラマの生朗読なんだけど
正直言って、この作品の人気度が今ひとつ掴めていないのです。
声優さん目当てなのか?
ミュージシャン目当てなのか?
それとも物語が好きだからか?
でも以前アニメイベントでの某G系のステージではたまげるほどの黄色い声が沸き上がっていたけど
今回はそういうのもなかったよね、とPちゃさん。
音楽も別にそんなに騒がれるタイプでもない。
自分も行っているにもかかわらずお客さんの目的がどこにあるのかよく分からない。
人気・・・あるのかな・・・・?


私は、やっぱりキャラが好きなんです。

だから何が嬉しかったって、生歌を聴きながら
大きなスクリーンで映像を見られたことですよ!!


うちの小さいテレビなんかじゃない、音響もよくてしかもフルバージョンで、という
その臨場感に一番興奮しました。

そして声優さんの朗読は目を瞑って脳内映像再生。
声で演技するというのを間近で見る(聴く?)とやはりすごいと思う。
途中マイクトラブルで、生の声になるというアクシデントもあったけど
それでも声に張りがあるし、きちんと演じていられるのは若くてもさすがプロだなあ、と感服。
しかもちゃんとトークも面白おかしくできるんだからすごいわ。


そして物販はもちろん並びますよ。
開演前は長蛇の列で早々に諦め、終演後に再挑戦。
こういうイベントに行く以上は何かしらゲットせずには帰れません。

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・・・てマフラータオル2枚。
(グッズは種類が少なすぎ&ツボを外しすぎ・・・ブツブツ)



それにしても、もう放送はとっくに終わっているにもかかわらずミニイベントやったり
さらにこんな大きなイベントまでやるなんて「続編が?」と期待が頭をかすめたりもするが
その辺はどうなんだろうなあ??
こちらの妄想力を試されてる感じだろうか。


でも何でもいい、心躍るものに触れるのって大事なことなのよ。
だって楽しいよ!
くたびれかけた頭に活性剤です。
by quilitan | 2015-06-21 21:53 | ハマる | Trackback | Comments(0)

ドッキリ企画

いつものようにモリモリ食べて、カモシカのように跳ね回って、
夜中にちゃんと出すモノ出して、お水もさんざん要求して(水道の蛇口から)・・・

が、一夜明けた今朝になってキッカちゃんだんまり。

朝ご飯も食べず、真っ先に向かったのがいつも猫草の置いてある場所。
だがしかし、猫草はもう見る影もなかったので今朝捨てたばかり。
これはもしかして胃が気持ち悪いんだろうか。
この間どでかい毛玉を吐いたあとはブラッシングに気を付けてはいるけれど
1週間母任せだったしなあ・・・
それとも何か変なモノ食べたとか?
等々、嫌なことばかり想像が膨らむ。

とりあえずキャットラックを強引にでも舐めさせて猫草を慌てて買いに行く召使い。
新しい草にかなり食いついたのでこれはまた何か吐くかもな〜・・・
と思ったのだがいっこうにその気配もない。
そのままいつもの場所でぐっすりお休み。
その後ちょっと出かけた先から母に確認するも「ずっと寝てる。食べてない」

うわ〜・・・病院か〜・・・

早めに家に戻って相変わらずお休み中のキッカを見てちょっと気分が下がりつつも
何気なく寝ている所にご飯を一粒置いてみる。

      ぽり。

あれ、食べる?

皿に小盛りにしておいてみる。

      ぼりぼりぼり。

ちょっと待ってくださいよ、食べるの? 食欲あるんだね!?

結局お代わりして普通の量を完食。

   これはなんなんですか・・・・・?

キャットラックをべたべたになすりつけられたことへの抵抗?
下僕のクセに庭猫ズにちょっと心惹かれている私の調教?

その後は母の人間椅子をご所望になり、お水も目の前までデリバらせていただき
ゆったりまったり肉布団の上でおくつろぎのお嬢様なのでありました。

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人間椅子は元々コビ用なのでコビがあたいもあたいも、と迫ってくるのだが
いかんせんダブルで座られるのは母も体力の限界ということで渋々私の方に。

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今日はキッカちゃんが女王様。


今はパスとハイパーな追いかけっこを展開しております。
まあね、何ごともなければそれでいいのです。
そうやってどんどん人間は下僕度を上げていくのですね。
by quilitan | 2015-06-19 17:58 | | Trackback | Comments(0)

・・・いた!

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あ、


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あそこにムクドリ発見

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ngma a a a a a a aaa
キッカちゃんの意味不明のうなり声



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こんなところにコビ発見。


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ここにも・・・・・発見。
シマちゃんとモーグリ君は何となく顔のイメージが似ている。
こういう細い眼の猫ってちょっといじらしくて可愛いな。


今日からお仕事。
ちゃんとお留守番しててねー。
by quilitan | 2015-06-11 09:31 | | Trackback | Comments(0)

トンネル

三段に上がった直後あたりから、何か憑き物が落ちたように迷いなく弓が引けてました。
そういう時って本当に中ります。
力も抜けているし、疲れないしブレないし、「外れる気がしない」感覚があったので気負いもなし。
錬成会などに行って直される部分もすんなり体に入ってきました。
良いことずくめですねえ。
この調子でガ====ッ!!て


・・・がーーー。


ここへ来て突如トンネルに突入です。
トンネルもトンネル、関越トンネルといってもいいかもしれません。
出口までまだ遠いと思われ、まったく明かりが見えないです。


時間のある時はほぼ毎日道場に行って引き、錬成会にもマメに参加しているのになぜ?

いやむしろそれが悪い方向に出たのでは、とも言われました。
色々聞きすぎて受け入れすぎてバラバラにほどけちゃった感じ。

弓に完成形はないので、私が絶好調と自分で思っていた時も直す部分はたくさんあったし
直すことが怖いどころか非常にポジティブな気分でおりました。
ただ、調子がよくなるきっかけもほんの小さなひと跨ぎだったけれど
崩れるのもこれまたほんの小さな修正からで、あっさりいっちゃいましたねー。


絵を描いていて、ああこの線の位置がちょっと・・・と思って手を入れた途端
全部が崩れるというアレです。
あれを弓でもやっちまいましたよ。
そこを直そうとするとまた崩れ・・・という負のループ。
切り貼り並みのリセットすれば良いんだけど、それも自分の体躯のこととなると簡単じゃないのね。
(もっとも切り貼りだって元の絵に引きずられてなかなか納得は出来ないもの)


やってもやっても変わらなくて、ここ1,2週間で矢はボロボロになるしなんだかなあ・・・
というこの頃ですが、まあそれでも間違ったことを教わっているわけでもないし
その内これが「ああそういうこと」とわかることもあるだろうから
今日も地道に錬成会に行くことにする。

でも、たまたま悪いきっかけになってしまった先生が担当の時はちょっと避けようかな・・・と
小知恵を働かせてます。
その先生が悪いというのではなく、単に相性の問題として、という知恵です。
何でもかんでも食らいつく時期はそろそろ終わりなのかもしれません。
自分で考えないといけませんね〜。
by quilitan | 2015-06-09 10:22 | 弓道 | Trackback | Comments(0)

ブラッシング重要!

外出から戻って来たら、私の部屋に猫のゲロッピが。

よく見ると黒っぽい棒状のモノが混ざっている。
まさかここにウンを?
いや、吐き出されたカリカリの中にそれはあり得ない。
となると毛玉か・・・こんなに大きいのが??
触ってみると、水を吸ったフェルトのような感触で明らかに毛の塊。
色からすると、おそらくキッカだろう。


コビはブラシが大好きで、しょっちゅうやってやってと催促するくらいなので
(その分抜け毛もすごいダブルコート)毛玉は多分大丈夫。

パスはブラッシングはあまり好きじゃないのだが、やはり長毛なのでその分気を付けて
なるべくやるようにしてる。

キッカちゃんもブラシ嫌いだけど、短毛だからとつい油断してしまいがちを反省。
グルーミングも一番マメだし、短毛でシングルコートのわりに抜けるのはわかってたのになあ。


ホントに吐き出せたからよかったけど、あれがお腹にでも詰まったら、と思うとゾゾゾゾ・・・
というくらいの量だった。
その後はご飯も食べているので、大丈夫だと思う。
キッカはキャットラックもあまり好きじゃないけど、定期的に舐めさせよう。


こちらがフッと気を抜くと、お猫様は何かしらやらかして目を覚まさせてくれます。
by quilitan | 2015-06-07 19:02 | | Trackback | Comments(2)

温度差

あがががが

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むがむが

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最近のパスのお気に入りは、「マジックテープでコードなんかをまとめるヤツ」を
ゆるく丸めたモノ。
適度に毛にへばりついて面白いらしい。
投げてやると(このひと手間が必要)一人で追いかけ回しては絡んで遊んでいる。


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キッカちゃんは、われ関せず。

というか、オモチャで遊ぼうとすると全部パスが横取りしていくという・・・ね。
割食ってるよねー。
by quilitan | 2015-06-05 00:31 | | Trackback | Comments(0)

猫と雑文ときどきお絵描き