言わずと知れた競馬小説の第一人者・D.フランシス。
邦訳は漢字二文字のタイトルでたくさん出てます。
ちょっと古い作家です。

でも読むのは初めてなのでした。
たまたま・・・ちょっと面白い古書店で
申し訳ないくらいのお値段でよりどり3冊売ってた中の1冊です。

イギリスの障害レースが舞台なんだけど
イギリスどころか日本の競馬だってろくに知らないので
ついていけるのか・・・と思ったけれど
これは作家に対して失礼な考え方でした。
一部の人しか楽しめないものをプロの「小説家」が書くわけはないのだ。

そう、すごく面白かったんですよ!!

物語も面白かったけど
それを引っ張っていく登場人物がなんとも好みのタイプだったのだ。
まあ予定調和と言ってしまえばそれまでだけど
気持ちよく読める、読むのが楽しい、そういう作品だった。

昨日の「東京家族」に入れ込めなかったのと同じ理由が
私に「度胸」を面白く読ませている・・・・
つまり、キャラなのですね。
私はつくづくキャラで入り込むタイプなのだと改めて納得した次第。
これは当たりでした!
シリーズのほかのも読んでみようかなあ。
でも1発目に大当たりが来るとその先がちょっと怖い気も・・・


ただ、「度胸」は解説を先に読むべきではなかった!
ミステリのネタバレは平気なくせに
これはしまった、と思いました。
みなさま、もしお読みになる時はどうぞご注意を。
by quilitan | 2013-01-31 19:58 | 読む | Trackback | Comments(0)

干しリンゴ

だいぶ傷んできたけど
ジャムにするにもまだストックがいっぱいある。
お菓子が作れない私、さて何にしましょう・・・

母が生椎茸を干しているのを見て
おお、これいいじゃん!!
ダメモトでやってみました。

最初はペーパータオルに並べてみた。
裏返すという手間をかけないので
ペーパー側の乾燥がイマイチで失敗。

2度目は凍り豆腐を真似て糸を通してみた。
見た目も悪いしやりにくいことこの上なし。
手が滑ってずいぶんバラ撒いた・・・失敗。

で、3度目。
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ホームセンターで売っている野菜用のネットを広げて並べてみた。
うんうん、これが一番かな。

干すと甘さが増してついついつまんでしまいます。
良いおやつです。
by quilitan | 2013-01-30 23:44 | 雑録 | Trackback | Comments(0)

東京家族

山田洋次が小津安二郎の「東京物語」へのオマージュで
いまの日本の家族を描く・・・
まあ、何となく予想はしていたけれど
日本を代表する映画監督によって
「東京物語」がどう料理されているかということに興味があった。
客の年齢層はさすがにダントツ高いです。

ということで
物語の骨子は「東京物語」と同じ。
田舎から出てきた老親と、東京で忙しなく生活しているこども達の物語。
ただ「東京物語」では戦死している息子(原節子の夫)は
「現代版」の象徴のように蘇っているのだが。


小津作品へのオマージュということで
撮り方や演出に、敢えて癖のある小津色を出している。
ゆっくりした語り、固定した低いカメラ位置、
そして役者は真っ直ぐカメラ目線。
でもこれはあくまでも山田洋次作品なのである。
山田洋次風味と小津安二郎風味が
良いあんばいで混ざり合えば理想的だったんだろうけど
いかんせん「東京物語」との時間的な間隔がありすぎた。
小津風にかっちりと喋っているかと思えば、
いまの私たちが慣れたテンポで演じたり
結果として微妙に作風を二分してしまったように思えてならない。
それに「東京物語」では、確かに笠智衆と東山千栄子はゆっくりのんびり喋っていたけど
ほかの“東京人”(特に杉村春子)はせかせか動いて早口だったよなあ。
原節子だって別にゆったり喋っていたんじゃなくて
全体の雰囲気がそうだったのだ。
〈型〉じゃないんだよね。
山田洋次のテンポでの「東京物語」になぜしなかったんだろうな。
それに“小津風”の、棒読みのような台詞回しや
正面向いてこちらに語りかけることに慣れていない役者の演技に
妙な面はゆさを感じてしまい、
そのたびに一瞬我に返って、心が映画から離れてしまうのだ。

それと、この映画の制作途中に3.11の震災があり
監督自身が色々と思うところがあったとどこかで語っていたように
震災で露呈したこの国の危うさに憂慮しているのだろうが
その取り込み方があまりにも唐突なのが気になった。
憂える気持ちはよくわかる。
でも、「この国は・・・」なんて台詞でそれを言わせてはダメなんですよ〜。
この国は、田舎から出てきた両親を満足に歓待してやれない、とか
仕事をしたくても見つけられない、とか
映画で語らなくてはいけないことなのに
途中から急に差し込んだものだからそれが出来なかった。
それでさらに物語が分裂することになった気がするのだ。


周りではあちこちから鼻をすする音が聞こえてきた。
う〜ん・・・・笑いといい泣きといい
ツボがかなり高齢者向きと見た。
by quilitan | 2013-01-30 19:48 | 見る | Trackback | Comments(0)

嘘つきなシルエット

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窓辺にちんまり・・・・・
あらあらどこの子猫ちゃん?

     

    にょろ〜〜〜ん・・・・・・・
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折りたたむと超コンパクトになります。
by quilitan | 2013-01-28 23:10 | | Trackback | Comments(4)

お天気の良い土曜日、のんたんとさっちゃん先生に誘われて
行ってきました東京ドーム。
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後楽園駅からドームに向かう大勢のおばさま方・・・
しかし、ドーム内はそれを遙かに上回る大盛況ぶり!
手芸人口がこれほど多いとは・・・・・
久々にイベント来たぜ!って感じの混みようでした。

そして、キルトやパッチワークといえば
思い浮かぶのは赤毛のアンの手作りのベッドカバーや敷物・・・
しかし、ここに展示されていたのは
もはやそういう手仕事レベルのものではなかったのでした。

「絵」なんだよね。
絵の具やペンが布と糸に代わっただけ。
しかも畳2枚分ほどのサイズで
どこがどうなってるの?と思う作品がずらりと並んでおりました。
これを一刺し一刺し・・・なんて思ったら気が遠くなった・・・・・

でも、さっちゃん先生曰く
「今はミシンがなんでもしてくれる」だそうで
超高性能の「キルト用ミシン」もちゃんと売られてました。
でも、だからってできるわけじゃないですよ〜〜。

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曼荼羅みたい

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どうなってるのこれ!?の代表的なもの。
けっこう布に直接色付けたりもしているんだな。

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これも風変わりで結構好きです。
布の選び方だよなあ・・・

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羊毛フェルトを使っているようでけっこうリアル。
わんこへの愛がびしびし伝わります。

ニャンコ愛の私たちにはこれがお気に入り!
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そして、やけに人だかりのするブースにあったのは・・・
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モモエちゃんの作品だった!
そんなに大きなものではないけれど、オーソドックスなキルト。
皆さん写真撮る撮る・・・という私もですが。

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同じ場所に飾られていたヌイグルミ。
マツゲが可愛くてつい。

展示も人だかりなら、出店している生地屋さんはさらに混雑。
うちはまずミシンがないし、私は手芸がめっちゃ苦手なので
まず作ることはないんだけど
でも輸入物の生地や古布や小物やらが可愛いんだよね〜。
ちょっと女子ゴコロが騒ぎましたよ。
by quilitan | 2013-01-27 17:33 | 見る | Trackback | Comments(5)

階段デビュー

一室に閉じこめておける時期は早くも過ぎ去り
キッカさんは縦横無尽に家の中をかけずり回っております。
(但し私の部屋はコードまみれのため制限付き)
ガムテの結界もあっちこっちに増えてます。


そして、先住の猫たちも代々遊び場にしてきた階段が
面白い場所だということについに気付いたようで・・・

名古屋から一緒にやってきた毛糸のコロコロで
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えいやっ!
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あ、勿論しもべが投げて差し上げるのですよ。


すっかり「うちのコ」になりました。
相変わらずひょろ長いですが、ここ最近で急に重くなってきた感じ。
すくすくいたずら 成長中です。
by quilitan | 2013-01-25 23:19 | | Trackback | Comments(0)

神楽坂ランチ

数年来、年賀状のやりとりだけになっていた友人と
何だかとんとん拍子に話が進み
久しぶりに会うことになって
お薦めのイタリア料理のお店に連れて行ってもらいました。

神楽坂なんて一人じゃ来ないもんね〜。
飯田橋に降りたのも1年ぶりくらい。
坂を上って上って、ビルの奥にある小さなお店。

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でもいっちょまえにライオンがお出迎えである。

普段着の方々がゆっくり飲みながらランチをとっている。
気取らなくてイイ感じ。

私たちも・・・やっぱり飲んじゃうでしょう。
さすがに昼からボトルというのも気が引けたので
とりあえず赤をグラスでいただきながら
まずは前菜盛り合わせ。
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友人の「前菜が美味しくて!」という言葉に違わず
美味しいんだ、これが!
チーズのコロッケもよかったけど鮭のカルパッチョが気に入ったなあ。
そしてワインもすごく飲みやすくて美味しい。
ぐいぐい。

パスタは「特製スモークのカジキマグロとクルミのカルボナーラ」
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白ワイン、お代わり・・・・・・・
これもフルーティでいけます。

メインは、私としては珍しくお肉をチョイスです。
豚フィレってことは脂がないわけで
そこにソースがかかれば美味しいに違いない!
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・・・美味しかった!

お肉はレアぎりぎりの火通しで
ものすごく柔らかくて
こういう肉なら好きなんだよね・・・・ええ、わがままです。

そしてデザート
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マンダリンオレンジのババロアと、茶色いのは栗のミルフィーユ。
このオレンジのババロア、最高です。
すごく好きな味です。
これは大きなサイズで食べたいなあ。

ランチと言いつつも、こんなにしっかり食べ尽くして
お互いの近況報告で話も弾んで満腹満足。
何年も会ってなかったとは思えない。

締めは、帰りがけに寄ったパン屋のワッフル、
これも友人のお薦め。
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これ、フワフワじゃないのがいいんだ。
しっとりして、バターとイーストの香りがたまらない。


美味しいものを食べ、他愛ないことを喋りまくる。
贅沢ランチでした!
by quilitan | 2013-01-19 22:55 | 食す | Trackback | Comments(0)

 

・・・・・・・まだ買っていません。



創元の新訳は、けっこうよかったので
このままシリーズで買っていこうかと思っている。
(余裕のある刊行ペースも助かる)
こちら角川さんは、矢継ぎ早の刊行で
文庫本のお値段もバカに出来ない昨今、ちと躊躇。
でもやはり一番のポイントは「訳」。
気に入ったら四の五の言わずに買ってます、多分。
エラリイですから。

そんなわけでちょっと様子見で立ち読みをしてみた。
本編はじっくり読まないとわからないので
とりあえず解説を繰ってみると
エラリイ初登場のシーンの翻訳を全て挙げて比較している。
そして、その上での今回の新訳の意義を語っている・・・

デジャヴかと思いました。

なんというか、そんなレベルの解説を求めているんじゃないんだけど
きっと色々な声があったんでしょうね、と
ちょっともの悲しさを感じてしまったりして・・・


角川版の翻訳、これこそ「読者への挑戦」というべきか。

そしてこの挑戦を受けるかどうか・・・悩むところだ。
by quilitan | 2013-01-18 16:53 | 読む | Trackback | Comments(0)

1月16日

たんごの命日。

慌ただしかった1年前のことを心の隅に寄せつつ
久しぶりに映画を観に行ったりして
穏やかな一日を過ごした。

と思っていたら・・・・・


夕方、いつものようにキッカの加速装置にスイッチが入り
流しから冷蔵庫の上から縦横無尽に走り回って
それはもうご機嫌でいたのが
いきなりぴたりと止まって

   うっ えぐっ

・・・・白い唾液のような液体を吐いた。

しかも10分くらい間をおいて3回。
みるみるうちにしぼんで椅子の中に丸くなる。
細いので、小さく丸まると毛糸玉くらいの大きさになってしまって
何だか壊れそうに見える。


時間は6時に近い。
獣医は7時まで。
様子を見るか、それとも連れて行くか・・・・・
実はうちに来て初めての嘔吐でもあり
何と言ってもたんごの日だし・・・
不安を抱えているよりは、と連れて行った。

獣医さんも、最初は「吐いただけなら様子見した方が」と言っていたのだが
続けて3回吐いたというのが気になったようで
聴診器でお腹を診ているうちに何やら雲行きが・・・

「腸の動く音がしないので
 もしかしたら何か詰まっているのかも」

え?

「家に帰ってごはん食べた後にもし吐くようなら
 最悪お腹開けないとならないかもしれない」

えええっ!??


「食べて、吐かずにその後ちゃんとウンチが出たら大丈夫なので
 ひとまず様子見てください」

ひ え〜〜〜・・・・・・・



何かあったらすぐ電話して、といわれて
思いがけない診たてに青ざめながら家に帰る。


「サツマイモとか、CATLAXを与えてウンチ出やすくしてあげて」

といわれたんだけど
サツマイモ・・・?猫にサツマイモ?

「食べますよ」とあっさり言うけど・・・あげたことないしなあ。
それでもとにかくやってみなくては。
CATLAXはリッちゃんのために買い込んだのがあるので問題なし。

診察を待っている間にのんびり寝ていたキッカは
とりあえずさっきよりは元気もあるし
まずは強引にCATLAXを大量に舐めさせる!
そして茹でたサツマイモを置いてみると・・・・・
ちょいちょいっと手を出して、これが食うんだな。
猫がイモ食うのって初めて見ましたわー。

さらにようやく思い出したようにゴハンにも食いついて
食べる食べる・・・・
どうか吐きませんように!
その後ちゃんとウンチくん出ますように!!

30分・・・
1時間・・・・

吐きませんでした〜〜!!


そして真夜中、待望のもの出ました===!!

とんだ命日だったけど
きっとたんごが守ってくれたんだね〜。
ありがとね〜〜!!


人間だけでなく、子猫なんかもけっこう誤飲があるそうで
それやっちゃうと最悪の場合、腸閉塞になるんだそうです。
そうなると開腹することになって大ごとになるそうで・・・・
長ーい糸くずなどはかなり危険のものらしい。
気を付けていても、うちなんかそんなにきれいにしてるわけではないし
難しいところではあるけれど
まあ気にするようにはしなくてはね。

空騒ぎで終わってくれて本当に良かった。

今日も良いモン出てます。
by quilitan | 2013-01-17 17:41 | | Trackback | Comments(6)

関東でも大雪になった成人の日、
県内の支部の新年射会がありました。

昼過ぎから激しさを増して降りしきる雪の中で弓を射る・・・・

というのは絵面的に非常に美しいのですが
・・・なんたって寒い!!
的も雪でぼけるし(ぼけなくても中りませんが)
矢がどこに飛んでいくかも見えないし
なかなかやる方はシビアでございました。

成績もシビアなものでございました(4射1中)

新年射会なので、イベント的なものもあります。
最後は金的。
参加者全員、矢を1本持ってずらずらと並んで小さな金的を狙っての行射をします。
寒さに震えながら自分の番になり
足踏み、構え、いざ矢を番え・・・・・・

  矢が・・・ない


まさかのエア弓道!?

なんとまあ、矢を持たずに入ってしまったのでした。

いやいやびっくり。
周りもあっけにとられたことでしょう。

あわてて控えから矢を取って、まあ引きましたけど中りません。
金的中てられるくらいなら、普通の的も中るってもんだ。

矢を持っていないことに全然気がつかなかったとはね・・・
一瞬雪の寒さもふっとぶ出来事だったとさ。
by quilitan | 2013-01-17 15:03 | 弓道 | Trackback | Comments(2)

猫と雑文ときどきお絵描き