さよなら 「こけし」

私たちが通った高校のある駅前の
ちいさな甘味屋さんが
今月いっぱいで閉店するらしい、と聞いた。


遠い昔の、小田舎の女子高生にとって
学校帰りに駅前でうどんやあんみつやかき氷を食べるのは
かなり楽しいことだったんですよ。

卒業してからはとんとご無沙汰だったんだけど
閉店と聞いたからにはもう一度行っておきたい!
と、けっこうぎりぎりになってしまったけれど
数十年ぶりに出かけました。
下り方面に行く電車に乗るのも久しぶりだ〜。


「甘味処・こけし」

店の前で写真を撮ろうとしていると、前を歩く女性二人が・・・
暖簾をくぐって入った。
私もとりあえず入ろう。

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本当に久しぶりだなあ!!
ポスターの「さようなら」の言葉がしみるなあ・・・

そして、こけしと言えばこの絣の椅子。
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もちろん私たちが通っていた当時のものであるはずはないけど
でもやっぱりこの柄なんだね。

で。 さらにこけしと言えば・・・・
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         こけしうどん

薄味のおつゆにあっさり薄めの平打ちうどん。
そうそう、さっぱりだからお汁も全部飲めるんだよね、これ。
私が注文したので、本日のおうどん終了だったそうで
ギリギリ〜ほっ。
そういえば私が店に入った時は先客が3人くらいだったのが、
次々と人が入ってあっという間に満席状態になってしまった。
写真後回しにしてよかった〜。

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お盆の傷みが歴史を語ってる。

せっかくきたのにうどんだけでは淋しいので
食後に白玉クリームあんみつを。
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白玉、作りたてです!

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これを食べて思い出した。
ここで初めてサクランボの柄を口の中で結ぶのをやったんだった。


人生のある時期に、きっちり記憶にのこったものは
いつまでも瑞々しいものなんだな、と老人のような感慨。


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          さようなら、こけし。
by quilitan | 2012-07-29 21:50 | 食す | Trackback | Comments(0)

隅田川2012

毎年、ごじらさんにお世話になっての
絶好のポイントからの花火見物。
スカイツリーが完成して初めての花火大会です。

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駅の大混雑を尻目に
総勢8名の持ち寄り酒盛りはこんなに豪華。
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まだ日暮れの明るさが残る中で
花火が上がり始めます。

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次々と、本当に間断なく打ち上がる花火に
やんやの喝采を上げているうちに
気付けばしっかり夜の色。

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スカイツリーにも灯りが点り
月もぴったり寄り添っている。


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               これは朝顔かな〜


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今年の花火は、去年に比べて何となく明るくポップな感じがした。
去年はあの震災があって
花火も鎮魂の思いを背負って夜空を彩ったんですよね。

今年は「楽しめる」花火が多かったかな、と思った
隅田川でした。

ああ幸せ。
ごじらさん、毎度毎度ありがとうね〜!
by quilitan | 2012-07-28 23:00 | 見る | Trackback | Comments(2)

粋で雅

以前、某ヲタクイベントがあった会場で
今回は風流にもお着物のイベントがあるというの行ってきました浅草。

カッコ良く和服を着こなすお友達を見るに付け
ささやかなタンスの肥やしも活用したいものだと痛感します。

ついでと言っては失礼ながら
拝観時間も過ぎた浅草寺でお参りを。

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実は浅草寺にお参りするのはこれが初めてです!

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この大きな提灯の底ってこうなってるんだ〜。

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観光地としてしか見ていない浅草寺だけど
でもこんな夕暮れにそぞろ歩くのも楽しいなあ。
ぶらっと行けるような所に住んでいたらいいよね。


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完成したスカイツリーもちゃんと見るのは初めて。
粋で雅な(枠で雑じゃないよ!)灯りは下町にも違和感なし。

今度またのんびり歩きたいなあ。
・・・・・・着物で・・・・・・・?
by quilitan | 2012-07-27 11:00 | 雑録 | Trackback | Comments(2)

わたし、気になります!

このセリフをキーポイントにしている某アニメとは
全く関係ありませんので念のため。


電車に乗っていて、何とはなしに目に付いたドア横の広告は
〈音声で案内するアプリを備えたスマホ〉
TVCMも頻繁に流れている、あれです。

そうだ、あのCMはすごく引っ掛かるものがあったんだ。
それは、スマホの音声のイントネーション。

「ほめられると 伸びるタイプです」という音声だったと思うが
そのアクセントが

      められると


なのである。
でも生まれも育ちも関東の私にとっては
 
     ほめら  ると

が普通なので、このスマホさんのように「ほ」にいきなりアクセントが来ると
ものすごく違和感があるのだ。
こういうアクセントで喋る地域があるのか、
それとも機械が喋ってるぞ、っていう演出?

そういえば、この音声機能は外国語も喋ってくれるようだが
外国語ってイントネーションの問題ってあったっけ?と
ふと考えた。

どの国の言葉にも、いわゆる〈方言〉と言うべき
地域の言葉遣いの差は勿論ある。
ひとつの国の中で全然別の言語を使用していたりもする。
私は中米でスペイン語を習ったので、
本国スペインの人にそれをいうと「ああ、なるほど」と言われるように
同じ言語でも、地域によって単語の使い方とか
語順とか、活用形も変わっちゃうなんてこともあるんだけれど
でも、ひとつの決まった単語の“アクセント”は同じ・・・ですよね?

たとえば、英語を話す人たちにとっての「bird」は
誰が喋ってもbにアクセントが付いて
     ード

になるんだよね?

    バ  ド

とか

    バー ド


にはならないんでしょ?

でも、日本語は全く同じものを指す単語でも
地域によって発音が変わったりする。
わかりやすいのは「いちご」と「ピアノ」。
私は
    い ちご と
    ピ アノ

ですが
人によっては

     ちご と
     アノ

そういえば外国語の辞書には発音記号が付きものだけど
国語辞典にはないんだなあ。

日本語は母音が多いとか一語一音節とか
いろいろいろいろ教わった気がするけどちっとも覚えてない。
なんて中途半端なんだろうね。


まあ、ちょっとした戯れ言です。
連想サーフィンしただけです。
by quilitan | 2012-07-23 17:43 | 雑録 | Trackback | Comments(0)

ヤ ラ レ タ・・・

夏休みに入る少年少女のために、なんでしょうね、
出版社ごとに趣向を凝らして文庫フェスが開かれ
新作旧作取り混ぜて並んでいる。
文芸畑とは別ジャンルにずば抜けた強みを持つところは
それを最大限に活用している。
やっぱり目が行くし、手に取っちゃう。
持っていても、すごいお気に入りのカバーだったら買ってしまいそう。



「眠狂四郎」シリーズは殆どが(地味〜な)新潮文庫から出ていて
これだけが集英社版なのだが
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これがこの夏の文庫になって
こうなった



古今東西の名作のカバーが漫画だっていいのだ。
「今の」読者の手にとってもらうにはとても前向きなことだもの。
その気持ちに嘘はありません。
ええ、ありませんとも!
でも、でも、でも・・・

で も !


こればかりは趣味嗜好の問題なので仕方ないんです・・・・・
マサカズ様〜〜〜!!!
by quilitan | 2012-07-22 19:04 | 読む | Trackback | Comments(6)

聖典

BBC制作の“現代版シャーロックホームズ” 「SHERLOCK」が面白い。

NHKで2ndシーズンの放送に合わせて1stシーズンもまとめて見られる。
前回は録画し損なったが、今度はバッチリ。
しかもケーブルも字幕版をやってくれるので二倍美味しいシャーロックの夏だ。


それにつけても・・・・
シャーロック・ホームズの、この映像的大当たりはなんだろう。
原典通りの「シャーロック・ホームズ」は
ジェレミー・ブレットという、どこをどう見てもシャーロック・ホームズな俳優が
最高のホームズを演じて見せた。
そして、“現代版”という変速攻撃に於いてさえ
ベネディクト・カンバーバッチ(この名前だけでもホームズを演じるに相応しい気がする)という
また絶妙な役者が配され、これまた見事に「ホームズ」になっている。
あの人を食ったような、見下げるような態度が
まさにホームズ。


世界規模で超マニアがいて、映像化のハードルはものすごく高いにもかかわらず
こんなに成功しているというのがものすごく羨ましい!
ぐじぐじ繰り返してすいませんが
ホームズやクリスティ作品の映像化の妙に比べて
恵まれないことこの上ないエラリイ・クイーン!
XYZじゃなくて、Eの悲劇と言わずにおれないくらいお寒い出来。

ホームズもクイーンも(あ、クリスティもだ)ほぼ同時期に読んだものの、
正直言ってホームズにはそれほどのめり込めず
逆にクイーンにがっちり食いついてしまった私としては
何とかしてくれ!と思ってしまうのだ。
クイーンの評価が低いというのではなく
なんというか・・・ミーハー的にメジャーじゃないよなあ、って感じで・・・


「ベーカー街221B」が聖地であるのと同じくらい
「マンハッタン西87丁目」も聖地なんだけどなあ。
それとも私がそれを知らないだけで、エラリアナはいっぱいいるのか?
でも映像作品がしょ〜〜もないという事実は変わりません。
しかも、現代版ホームズは現在進行形。
この、脈々と引き継がれるマニアック魂が羨ましい!

これはアメリカとイギリスというお国柄の違いもあるのだろう。
イギリスは、日本と同様に「古きものを持ちつづけている」ことが矜恃のひとつだから
昔の物語を作ることにもけっこう情熱を傾けられるし
何より古いものでも国民が共通の認識を持てる。
クリスティなんかそれを思いっきり活用している。
日本でも横溝正史のように「因習」ものがいつまでも通用する。

アメリカだと、たとえばヨーロッパからの入植者とアジアからの入植者とでは
記憶も価値観も全く違うから
みんなにわかるように作ろうとすると
どっちつかずで面白くなくなっちゃうんだろうな。
まあ・・・あとはイマジネーションの方向性ですかね。
イギリスのTV局がホームズ役者を探すような思い入れを以て
エラリイにバッチリはまる役者を探してくれる人がいなかっただけだよね・・・


ま、そんなちょっとしたひがみを持ちつつも
“カンバーバッチ-ホームズ”の2ndシーズンを楽しみに待つのである。
by quilitan | 2012-07-20 20:49 | 見る | Trackback | Comments(0)

しまちゃん

まだちょっと警戒しながら
白ブチにあげた牛乳横取り。
やっぱり白ブチはもうボスじゃないんだな、と思わせる。

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白いマズルにちょっと心が揺れます。
by quilitan | 2012-07-14 11:18 | | Trackback | Comments(4)

最近庭猫事情

コビがすっかりうちのコになり、庭に残るのは
クロ・白ブチ・ハナ。

元々クロ・シロは猫鼻炎に罹っているのか
いつも鼻をぶしゅぶしゅ言わせ、くしゃみを飛び散らせ
目ヤニがぼってり・・・なんだけれど
ここへ来てずいぶんと痩せてきている。
ご飯の食いつきもあまりよろしくない、というか
カリカリが食べづらそうなので缶詰を奮発している。
最近は牛乳の要求が激しく、もしかして栄養源はそれだけかというくらい飲んでいる。
ハナも一時期のずんぐりむっくりはどこへやら、随分やさぐれて見える。
これも最初から牛乳好きなので
我が家の牛乳はあっという間に飲み干される日々。

ハナちゃんは、牛乳飲んでどこかに行ってしまうけれど
クロ・シロは庭先の日陰や、草むらや、葦簀の陰、
雨が降れば猫小屋と好き勝手に伸びている。
ただシロもクロも、窓にべったりくっついて、
隙あらば家に滑り込もうとしている。
もう何年も一緒に庭暮らしだったコビが
なぜかは知らないがお家に入れて貰えたというのが
猫なりにわかっているらしく
「なんであいつがよくて俺らダメなんすか!?」
って感じだろうか。
ごめんね、色々事情があるんだよ。
第一、キミら撫でさせるけどちょっとでも抑えようとすると逃げるじゃないか。

本当は手を掛けてあげられればいいんだろうけれど
・・・すみません、それはできない。
もしかしたら近々やって来るかもしれない時まで
「くれ」と要求されるのに応えるのが精一杯の出来ること。
野良猫に餌だけ出すっていうのは
本当は無責任なやり方かもしれないけど
でも自分に出来ること以上のことをやって
破綻してしまうようなことになるのも無責任。
とりあえずご飯と寝床が確保されて、猫同士共存できる状態なら
あちこちで悪さすることもないだろう。
出来るときにはノミ取り薬も点けているんで
勘弁して下さい。



そんなやさぐれ隊のほかに、もう一匹新来の客が増えた。
かなり小綺麗で小柄な、上半分グレーのシマシマしまちゃん。
ちらっと見たら男の子でちょっと安心。
ずっと、先輩やさぐれ隊の残りごはんをキレイに浚っていたのはこのコだった。
足してあげようと思って外に出ると、ささ==っと逃げていたのが
最近はだんだん近づいて、空っぽの入れ物の前で「ご飯」を待っている。
これが可愛い顔しているのである。

今日は初めて私が近づいてご飯入れても逃げなかった。
しかも選り好みしてやがる・・・・・・おいおい、いい態度じゃん。
こぼれたのを拾おうと手を出すと、ぱしっ!
逃げるのではなく、ぱしっ!!
でも爪出してない。
何度も、ぱしっ!

・・・・・・ やべ、 か わ い い ・・・・・・
by quilitan | 2012-07-13 14:01 | | Trackback | Comments(4)

お誕生会

雨の七夕、夏のお誕生会が開催されました。

最近、それぞれがあちこちにお気に入りのお店を見つけたりして
味の新規開拓を求めて
お誕生会は寒梅亭から外に飛び出してます。

今回はお誕生日さんの希望で
イタリア料理「クッチーナ」に決まりました。

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こざっぱり、超シンプルな外観。

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おお!生ハム!!いつもの「el lagar」とはまた違った楽しみが・・・・

まず乾杯はビール。
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イタリアビール、これはちょっとオレンジ風味。
あとくちに、蜂蜜のような甘さとオレンジがほんのり香る。
私にはとても好みなので、いわゆるビール好きには物足りないだろうなあ。

腹ぺこ青虫ーズは、さくさくと注文。

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水茄子にチーズをのせたサラダ。
青虫ーズにぴったりの前菜ですね。

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マッシュルームのアヒージョ!
オリーブオイル跳ねまくりのアッツアツ!たまらん〜〜!
初めてのスペイン旅行の時に(何十年前だ)バルで食べたなあ、こういうの。
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もちろん、オイルにはパンを浸していただきます。
海老のアヒージョもメニューにあったので、次はそれだな。

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乾杯はさっさと済ませて、さあワインに突入。
といって、何がいいのかわからないからとりあえずイタリアワインで。
「伝統的な作り方」と言う言葉に惹かれてこちら。
飲む時に、ふわっとチョコレートのような香り・・・
でも味はサッパリ。
最近あまり白は飲まないけど美味しかった。

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チーズも外せない。


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今回のプレゼントは、「シャネルのリップとチークのセット」。
寒梅さんの「ハズキルーペ」、私の「Fate/zero全巻」に比べて
なんてシックなリクエストなんでしょう。
好みも趣味もバラバラの4人組です。
(あ、リアルで今日が誕生日だね、おめでとう)


ほかにも貝料理、サラダ、あれこれあれこれ頼んで
来るそばから食べ尽くして(もちろん酒も追加して)胃袋限界・・・・
そこにさらに「炭水化物希望者」1名が加わり
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・・・さすがに揚げ物までは到達できず・・・・

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でもデザートは行くのね。

こういう、あまり構えないで立ち寄れるお店って嬉しい。
次はあれ食べたいな、これもいいなと思いながら
堪能した七夕の宵でした。



*********

皆さんと別れて、私と寒梅さんは同じ方向。
夜も更けて本数が減ったKゴエ線をただ待つよりは
「エル・ラガールいかない?」との誘いに
酒と食べ物ではち切れんばかりの胃袋抱えて乗る私。

まあ、軽くね、と
いそいそ向かって、シェリーソーダと(また)チーズ。
寒梅さんもシェリーソーダと・・・・イベリコ豚。
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お見それしました!!

ダブルで楽しい誕生会でした。
by quilitan | 2012-07-09 11:06 | 食す | Trackback | Comments(4)

        パワースポット・明治神宮の上を天翔るグライダー!

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東京初日は生憎の雨。
でも最終日は、見事な晴天。


初日とはちょっと違った曲構成で
聴けて嬉しい曲ばかり。
にわかなので曲名とかよく覚えてないのは許して貰おう。
もちろん〈永遠のベスト3〉もまた聴けた。
私はもう「ゼロ」で泣かないけど
この世の最後の刻には「ゼロ」を聴いていたいと思いました。


東京を離れるにあたって
最後に藤原くんがいつもより多く語ってくれたことも含めて
たくさんたくさん新しいものが自分の中に入ってきた。


今、あらためて
バンプを「好きな音楽」と言えます。
  
    ありがとう
by quilitan | 2012-07-08 23:23 | 見る | Trackback | Comments(0)

猫と雑文ときどきお絵描き