〈元・野良猫によって記された 正しい家猫になるためのハウツー〉

を、猫好きの作家が“翻訳”しました。

いかに上手に人間の家を乗っ取って
美味しいごはんと、暖かい寝床と、たっぷりの愛情を手に入れるかが
それはもう的確に書かれています。


・・・・・・そうだったのか、コビよ・・・・・・・・・

私がこの本を買うよりもずっと以前から
お前はこれを読んでいたってわけなのね。

その実践ぶり、見事である!!!

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ちなみにこれが書かれたのはもう半世紀近くも前になります。
人間と猫のやりとりって、全然変わってないんだねえ・・・
by quilitan | 2012-06-27 23:07 | 読む | Trackback | Comments(2)

対極

テレビ番組の改編時期。

昨日は「ATARU」の最終回だった。
(「ダークナイト」はCMナシで見たいからパス)
そんなにはまっているわけでもなかったけれど
でも一応欠かさず見てたのね〜。

そして・・・最後の最後で超大物芸能人のサプライズ出演。
その時、客に媚びるという失策を犯した、と思った。
最後にちょっとだけの出演で、台詞もそんなにないし、この2ショットはオイシイ!
・・・と、もし作り手側が思ったのならそれは大きな間違いだ。
おそらく、主役との他番組での共演をネタに引き出してきたのだろう。
でも、彼は俳優ではないのだ。

〈長い時間の果てにようやく死の原因が突き止められた母親と
最後に言葉を交わした相手〉って
そんなに軽い存在じゃないでしょうに。
しかも、その人の語る〈最後の母の姿〉が家族を救うんだよ?
むしろ、ひとことの重みというのが出せるような
超大物ベテラン“俳優”を持ってきてもいいくらいだと私は思う。

せっかくちゃんと物語が積み上げられて
面白くしようという意欲を感じていたからこそ毎週見ていたのに
最後の最後でこれでは台無しじゃないんだろうか。
一生懸命、本気で演じている俳優さんに失礼というものだ。

アニメや吹き替え映画で、本職の声優を使わず
声だけの演技は素人でしかない俳優を使うというのと同じことだ。


「Fate/zero」を、私は“媚びない作品”だと言った。
確かに、途中からキャラクターが一人歩きした部分もあり
ウェイバーちゃんがヒロイン扱いされたりしてたけど
それは別に媚びているとは思わない。
何よりも、原作者にこれは失礼だろう、というものではなかった。
作品に対するリスペクトはこういう所で明らかになる。

このサプライズを言い出したのが
脚本とか演出とか、物語を実際に作っている人ではないことを祈る。
by quilitan | 2012-06-25 10:47 | 見る | Trackback | Comments(0)

終わってしまった

毎週心待ちにしていた「Fate/zero」
(ていうか、本放送でMX とテレ玉ハシゴして
さらにケーブルで2週遅れを見るという怒濤の週3ペースってどうなんだ)
ついに最終回と相成りました。


久々にどっぷり首まで浸かりました。
媚びない作品ていうのは堪らなく魅力的だ。

それにしても、神話や伝説の物語の力というのはとんでもなく強いのだな。
こんなにわかりにくくて暗くて(グロくて)救いがない話なのに
そういう土台があることで
物語全般としての安定感は抜群である。

もちろんそういうのはオタクの大好きな世界設定ではあるんだけど
それならなおのこと、普通に読ませるには作者の筆力は必要不可欠。
アニメはさらに、その筆力を余すところなく映像化させてみせた。
まさに三位一体的な産物だったね〜!
最終回に向けての数回は怒濤の波濤、
まるで北極海の荒波にもまれるH.M.Sユリシーズの気分でした。
この熱量にはただひれ伏すのみ・・・・

その勢いのままに、グッズに奔る自分がおります。

未見の方は御用心
by quilitan | 2012-06-24 23:25 | 見る | Trackback | Comments(3)

コンプは目指さない

コンビニの「Fate/zero一番くじ

明日からかと思っていたらもう既に始まっているとの情報。
歩いて行けるコンビニエンスな場所にはないので
車で出陣である。

そのわりに、みみっちく3枚ね(だって1枚600円だものなあ)・・・

そもそも私の一番のお目当ての騎士様は上位の賞品になっていないのだ。
なので正直どれが来ても良かったのだが
欲張っちゃいけないぞ〜、というおまじないのつもりで
「A賞はいらない いらない」と口に出してみた。

       ・・・A賞ゲット!

とりあえずいいとこ引き当てられてラッキーです。

でもまあ・・・やっぱり騎士様は欲しいから
もう2回くらい、やってみる?

   なんてね〜。

そうこうするうちに明日はもう最終回なのでした。
by quilitan | 2012-06-22 21:54 | ハマる | Trackback | Comments(2)

目指せコンプ

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ずっと以前に、ミステリ特集の雑誌に載っていた短編は
このアンソロジー本にしか収録されていないという。
しかし、もちろん絶版である。
雑誌掲載分は、切り抜きでは保存してあるけれど
劣化が激しくてね・・・

というわけでスーパー源氏のお世話になりました。
古書なのでパラフィン巻かれてます。
状態も良好良好。


それにしても、古書を探すのも手に入れるのも
ネットのお蔭でほんとに楽になったなあ。
古書店巡りという醍醐味を味わいたい向きには
無粋極まりなしというところかもしれないけど。

神保町の古本祭り、行ってみたいものだ・・・・・
by quilitan | 2012-06-20 19:49 | 読む | Trackback | Comments(2)

聖杯の招き

・・・・・・・

最近どっぷりのオカメさんと一緒に
〈Fate/zeroカフェ〉にまた行ってきた〜!
というだけのことなんですけどね。

それにしてもまさか1日がかりになるとは想像もしていなかった。
ヲタ心を試されたといってもいいでしょう。

前に行ったのも火曜日だった。
あの時も確かに行列していた。
でも“並んで待てば入れる”レベルだった。
なので、台風接近の予報はありつつも
前回より早めに行けばもう少し並ぶ時間も少なくなるかもという目論見のもと
11時半の開店直前に現地到着。

・・・・・・この間より行列が長い。

でもこれで店が開いて、人が入っていけば前に進むだろう

と思ったのに、いざ開店してもあんまり進まない。
でも店内のキャパがあまりないのもわかっているし
まあ二、三巡目くらいには入れるんじゃないかな。
この間は2時過ぎには入ったし、遅くとも3時くらいに入れれば
5時には出られるよね。
そしたらオカメさんちで1stシーズンのBlu-rayでも見て・・・・・・

あ ま か っ た・・・・・


1時過ぎ、ようやく最初の入れ替え・・・でも殆ど列は進まない。
その後もいっこうに入れ替わる気配がない。
雨もぱらついてきた。
振り返れば、列は路地の一角をとうに超してつながっている。
傘を差すから列は余計に広がるので車の通行にも迷惑になっている。

しばらくするとスタッフが出てきて、入店できる時間を大まかに伝え始めた。
私たちのあたりで「17時10分の入店になりますが」

     え  今まだ2時前なんだけど

整理券を出さないのかと誰かが尋ねたら
どうやらカフェのスタッフの判断では出来ないようなことを言っている。

     このまま3時間も立ったまま待つのか!?

その内、スタッフが相談している様子が見え、
2時になってようやく整理券が出ることが告げられた。
「2時15分から整理券配ります」
但し、そこにいない人には出せないとのこと。
確かに余計に貰って何やら画策する人もいるかもしれない。
でも、先に入店できそうな時間を告げられた時に
“そのまま待ち続ける”ことが出来なくて座を外した人もいるのである。 
私たちの前に並んでいた、どうやら関西方面から来たらしいお嬢さん2人が
まさにそうだった。
2時半になってようやく整理券が配られ始めたけど
そこにいない友人の分も、という事情がなかなかわかって貰えない。
それでもなんとか融通を付けてもらって
「では18時30分の入店になります」

   ええ!?さっき5時過ぎって言わなかったっけ!!!????

お嬢さんもびっくり。
ずっと、待っている間からすごく時間を気にしていたんだよね。

すると、その前列で16時半の整理券が貰えていた二人連れがあっさりと
「じゃあ私たちのと取り替えてあげますよ」

なんというオットコマエでしょう!
お嬢さんは感極まって泣いてしまいました。
オカメさんと二人、心の中で拍手。
そして「18時30分の入店」組の私たちは空いた時間を潰すべく
オカメさんの家に立ち戻り(近くてラッキ==!)
軽くお腹に入れて(カフェで食べるはずが・・・)
Blu-rayのオマケ爆笑映像を楽しんで
またカフェに戻ったのでした。


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そもそも、行列が異常に伸びた段階で
臨機応変の対応が必要だったと思うのね。
アニメも終局で思いっきり盛り上がっているし
カフェのイベントもここへ来てダブルトリプルと重ねてきているのだ。

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          こんなのとか

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          こんなのとかね

煽るだけ煽っている以上、対応は考えていただかないと。
土日はずっと整理券を出しているのだから
もう少し手際よくできなかったものだろうか。
せめて時間制限を最初から設けていれば、もう少し待つ方も時間が読めて
気持ちが楽だったと思うんだけどね。
しかも台風接近中・・・・・


店を出る頃には、台風も本気モードになって
駅まで歩く間に全身びっしょり。

いやー、色々な意味でたっぷり濃厚な1日だった。
おかげで経験値は確実にアップしましたよ!
by quilitan | 2012-06-19 23:49 | ハマる | Trackback | Comments(4)

ドアの向こうは風が違う

コムデジュルノー (comme des journaux)
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お店は狭くて、外も中も飾り気もなく、むしろ殺風景。
でも、ヨーロッパの路地裏に普通に開いている小さなカフェは
きっとこんなふうなんだろうな、と思わせる。

メニューにはクレープとデザート、軽いアペリティフと、軽いお酒。
いたってシンプル。
しかし、これがビックリの美味しさなのだ!

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酸味と甘みがちょうど良いトマトスープ。

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ガレットも、充分食事になるボリューム。

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ドライフルーツとマスカルポーネのクレープ
うーん、たまらん。

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バターと塩キャラメル
これは先にテイクアウトで頂いたんだけど
お店で見るのはまた格別に美味しそう〜!

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メロン・・・うまい


“本格的”とか言うんじゃなくてね、
すごく自然に「あ、むこうで食べたね」って言える感じなのだ。
もちろん私は、いわゆる“本場の味”なんて知らないよ。
フランスなんて映画か本でしか知らない国。
それでも、きっとこういうものなんだろうな、って思えてしまう不思議。
自分の記憶の中にある異国感を刺激してくれるとでもいうのかな。
こういうお店はありそうでないと思う。

また行こうっと!
by quilitan | 2012-06-17 21:55 | 食す | Trackback | Comments(0)

怒濤の30分

今週も「Fate/zero」連チャンナイト。

終局に向かうにつれ、密度の濃さは増す一方。
こんなに濃厚なアニメなんて見たことない。
待ちきれずに原作を読んでしまったので
行き着くところは判っているのだが
・・・本当に見せてくれます!
“何か”が乗り移ってるんじゃないかと思うような出来映えだ。
このクオリティは原作を確実に押し上げている。

原作、描写はものすごく細かいけれど観念的な部分も多いので
残念ながらどっぷり浸かることはできないんだけど
でもぐいぐい持って行かれる。
でっかい風呂敷でぐいっとひっくるんで振り回すような
そういう力業の文章に弱いのだ。
だから気がつけばどんどん読み進んでしまうのですね。


それにしても・・・セイバーって朋希だな。
by quilitan | 2012-06-17 02:34 | 見る | Trackback | Comments(4)

Ellery_bot

ついったを細々とやってます。
細々なのでそんなにフォローもフォロワーもありません。

そんな中で、つい最近目についた
Ellery_bot

クイーン作中のエラリイのセリフを
ランダムに流しているというものなんだけど

それだけなんだけど・・・

読んでてものすごく楽しいんです!

思わず口元がにやりと弛んでしまう感じでたまらない。
背中がむずむずしてくる。

やっぱりエラリイ好きだ!!
by quilitan | 2012-06-16 13:34 | ハマる | Trackback | Comments(0)

短編集である。
それも「日本幻想文学全集」(しかも大好きな国書刊行会刊!)というカテゴリ。
幻想文学・・・・意外だった。

私の活字中毒は、目覚めたのが遅くて高校時代だった。
なので、いわゆる教科書に載っているような
「日本文学の重鎮」とか「古典的著名作家」の作品は
読まずに通過しているものがとても多い。
ただ、家の本棚には文学全集が各種並んでいたので
(今は可哀想に物置・・・)
作家名とタイトルだけは目に焼き付いてしまい
そのせいで何となく「知っている」というレベル。

室生犀星もそんな作家です。
なのでこの年になって初読、という・・・・ね。

ネタバレが気になる人はスルーよろしく〜
by quilitan | 2012-06-12 12:55 | 読む | Trackback | Comments(0)

猫と雑文ときどきお絵描き