水曜日だもんね

レディースデーは映画を見よう!

のんたんとバルト9でマチネの「ダークシャドウ」を見る前に
近いところでもう1本欲張ってみた。


「サラの鍵」
久しぶりのフランス映画。


第二次大戦中、実際にあった
“フランス警察による”フランスに住むユダヤ人の強制連行。
サラは、幼い弟を助けたい一心で納戸に隠して鍵を掛けた。
すぐに戻るからそこにいるのよ! と弟に言い含めて。
けれどそんな子供の希望は打ち砕かれ
収容所を脱走し、匿われて庇護者を得、幸運にも元の家に辿り着いた時は
既にそこは他人の住まいだった。
そして、ようやく弟との約束を果たして鍵を開けた納戸の中で
“ずっと隠れていた弟” を発見する。

それが、「サラ」という少女の心が壊れた過去。

そして今、サラの家族が住んでいたアパートに
その後移り住んだ家族と縁を持ったのが
一連の戦争犯罪に対する知識を持った女性ジャーナリスト。

これから自分の家族が住むことになるアパートの来歴からサラを知った女性の現在と
サラが歩んでいった道のりを
交互に差し込みながら綾織りのように物語は進む。


その場所の歴史、すなわち失われた家族の歴史をひもとくことで
「真実」を正面から見る力を彼女は今の自分に注ぎ込もうとしているのか。
そして、いずれも戦争の「勝ったといわれる側」と「やられた意識のある側」がいるところでは
ほぼ間違いなく禁忌とされていること・・・
たとえば、
フランス人が、隣人がユダヤ人であるがゆえに連行されることを看過したこと。
その事実をあまり下の世代に伝えなかったこと。
ユダヤ人の係累であるということを否定したい人間がいること
・・・がでてくるのもそういうことか?
彼女は、今自分が置かれているちょっと危なっかしい家族関係にあって
自分の意志を貫く力をサラから得ようとしているのか?

穿ってみればそう思えるんだけど
・・・フランス気質とでもいうのだろうか、彼女がサラの歴史をたどっていく
その突っ込み方が、今ひとつ共感できなかったなあ。
この映画で、サラのたどった歴史の役割は何だったんだろう、とふと思う。
とにかく弟を助けなくてはならないという使命感で生き延びて
あげく、弟が命を落としたのは「自分のせい」でしかないと思い知らされて
心が壊れたサラのその後の人生から導き出したかったのは何なのか。
映画を見ている間は、サラの必死さも相まって
すごく心揺さぶられるものがあったんだけど
結局主人公はサラではなく「今現在生きて悩んでいる女性」なので
思い返すと色々と「あれ?結局あれは何だった?」という疑問符が浮かんでしまうのだ。

そして、女性が夫とぎくしゃくしている理由のひとつに
よもや、と思われた年齢でのいきなりの妊娠というのがあって
産む、産まない、のすれ違いがあるんだけど
それが出てきたあたりから、何となく先の展開が見えてしまったんだよね。
ありきたりな言い方にすると
「悲惨な運命に翻弄されて、生ききれなかったサラの生」を
「生まれてくる子供」の未来に載せる、とでもいうような。

おそらく、子供が生まれてくるのは物語の終盤で
まさかとは思うけど子供の名前を「サラ」にしたりして・・・

と思っていたら、まさかの「サラ」だった。
それがサラの供養になる、という結末は
是か非か言い切れないもどかしさ、疑問符が残るものだったんだ。

いい映画だった、とは思う。
でも、ちょっと・・・この引っかかりは映画の意図するものではないような気がする。




「ダークシャドウ」

平日昼間だというのに満席のバルト9!
さすが人気あるなあ。

ティム・バートン&ジョニー・デップのコスプレものだもんね。
もうこれは中身がどうこうではないですね。

これはもう・・・ディズニーランド!!

です。
ホーンテッドマンションであり、TDSの港であり、
気分はアトラクション。
お気楽な映画です。

私は、ヒネていじけたティム・バートン作品が好きなので
最近の、金に飽かせておもちゃ箱ひっくり返す態のものは
楽しめるけど残らないな・・・と思うのだ。
満ち足りてしまうとこうなっちゃうのかなあ。

それでも、ティム・バートンは
「ナイトメア」のジャックと恋人のギョロ目ちゃん(名前忘れた)の顔が
本当に好きなんだな、としみじみ思いました。
吸血鬼メイクなのにどう見てもあれだもの。
私もジャックは大好きだ。
彼の鬱屈したところが好きなんだ。
あれがティム・バートンの基本だと思うんだけどな〜。

あ、皆さんには評判悪いけど
「マーズ・アタック」も好き。
by quilitan | 2012-05-31 01:04 | 見る | Trackback | Comments(0)

庭の千草

少ないながらも庭を彩る草花たち。

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今年はワイルドベリーが豊作です。
幾つかはつまみ食いしました。

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去年、種を貰って植えた途端に大雨が来て
すっかり流されてしまったカモミール。
辛うじて芽を出したいくつかの株は
秋から冬を土の上に這いつくばるように過ごしていたが
春になっていきなりすくすくと伸び始め
虫にも食われず、見事に花咲きました。
お茶にするには・・・ちょっと少ないかな〜。


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こちらも放置のラベンダー。
勝手に咲いてくれます。
私の部屋の前に置いてあるので
夜、窓を開けたりするとほんのり香る。

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絶好調のカルミア。


・・・・ところで・・・・昨年のお誕生日に戴いた藤ですが
“まだ”咲きません。
葉は勢いよく伸びているんだけど、花芽がよくわかりません。
やっぱり肥料上げないとダメなのか〜・・・・・?
by quilitan | 2012-05-28 19:38 | 雑録 | Trackback | Comments(4)

待てなかった

「Fate/Zero」原作に手を伸ばしてしまった。
あっという間にもうじき3巻目読了。
アニメと並行なので、イメージ掴みやすい。

それにしてもこのアニメ化は見事というほかないですね!
雰囲気をひとつも壊すことなく
完璧な相互補完というか・・・素晴らしいです。
Blu-rayBOXセット買っちゃいたいですよ!!(オマケもあるし)
リアルタイムで毎週が楽しみなアニメっていうのも
久しぶりかもしれない。


今回は外道に100%覚醒した言峯綺礼の巻〜。
そしてここ数回、究極の慟哭の表情がみんなキャスターに見えるのは
気のせいだろうか・・・?
キャスターのキャラクターはきっと出色の出来だったのね。
あれが形を取ったとき、してやったりだったんじゃないかしらねえ。

それにしても、セイバーがバイクで疾駆する姿が
どうしてもクラウドに見えてしまう。
2輪のカッコいいの、大好きです。
by quilitan | 2012-05-27 00:51 | ハマる | Trackback | Comments(2)

つぶやきというもの

お笑いタレントの生活保護受給に関する記事や(ソースはネット)
記者会見に対して(テレビ中継)
ネットではすぐさまコメントが溢れていた。
もちろん私も物申したい気持ちがふつふつと湧いた。

そうこうしているうちに
どこぞの市議会議員が思いつくままにツイートしたことが
早々に物議を醸していた。
私も呆れ果てた。


そうやってその報に接した直後は過激な感情に支配されるんだけど
少し時間をおけば、自分がどう感じたかではなく
それについて自分がどう考えているか、に頭はシフトする。
文字にすべきは感情ではなく思考。
相手に伝える「手段」なのだ。
丁々発止の会話の中では、確かに反応速度が重要かもしれない。
でも「文字」で刻みつけられたものは
それがたとえひとつの単語であろうと
何度も読み返すことが出来るものであり
時間をまたいで継続して存在するものだということを
肝に銘じておくべきなのだ。


無限の繋がり、って便利に聞こえるけれど
人間の頭ってそれほど膨大な情報を処理できるほど
容量が大きいとは思えない。
少なくとも私の頭はキャパが小さい。
不特定多数にあてて発信されたものの中から
いるものといらないもの、自分に役立つものと邪魔なもの、
さらには自分に害をなすものまで
瞬時にふるいに掛けられるほど働き者じゃない。


私が便利と感じるレベルの「速さ」と
今求められている「速さ」には次元的な差があるなあ。
by quilitan | 2012-05-26 01:13 | 考える | Trackback | Comments(0)

遅ればせながら、朝ドラ「カーネーション」の原作です。

でも「原作」といっても
書かれていることはすべて事実なので純粋に「作品」というのは
ちょっと違う気がします。
もちろんこれがベースであることに変わりはないけれど
いうなれば元ネタ、という感じかな。

文章が平易だったせいもあり、あっという間に斜め読み。
ドラマの方はこれをさらに膨らませ
そこここに「物語」として必要な人物や背景を入れて完成されていたので
まさにドラマの粗筋書きを読んでいる気分だった。
このご本人あっての物語ではあるけれど
原作云々ではなく、「作品」だったのは「カーネーション」でした。
by quilitan | 2012-05-24 10:32 | 読む | Trackback | Comments(0)

日常茶飯事?

5月22日午後1時頃。

出かけようと玄関を開けると、どこからか灰がぱらっと舞ってきた。
近所でよく草を焼いたりする人もいるので
またそれか・・・イヤイヤこの雨でそんなアホな。
歩き出して見上げると、自分が向かうバス停の方角にある
高速道路の高架上で黒煙がモウモウ!
明らかに「普通じゃない火事」の黒煙。

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傍まで行くとお巡りさんがいたので聞いてみると
「車が燃えているらしい」
結構な量の煙に、炎もちらほら。
そして小さいながらも「ぼんっ!」という破裂音。
生でこういうの見たことないので緊張しました。

幸い、徐々に煙も収まり
無事鎮火した(バスが来ちゃったのでもう後は知らない)ようですが

その後、ネットや新聞で検索したんだけど
この火事のことなんてどこにも触れられていない。
おそらく単独の車両火災で人的被害がなかったんだろう。
そうか・・・見る方には「一大事」だけど
世間的に見たら「よくある事故で被害もなかったね」か。

これひとつでも
自分がいかにのんびり平和に暮らしているか思い知らされました。


平和にのんびり・・・・
鳥はなのつまみ。
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気付けば夏の食卓ですね。
鰹はたたきじゃなくて刺身だった。
たたきよりサッパリしていて食べやすいかもしれない。
二代目マスター、大将の焼きを目指してますます頑張って下さい!
by quilitan | 2012-05-24 09:35 | 雑録 | Trackback | Comments(2)

日食より奇跡

やればやるほど課題が泉のように溢れてくる弓道です。

難しいっていうか・・・むしろやることは単純です。
でもそれだけに一つ一つの動作をないがしろに出来なくて
だからって細かい所を気にしすぎると全体が総崩れになって・・・・
弓歴ウン十年の高段の先生に「力抜いて普通にやれば良いんだから」
・・・・・って
いわれて出来るものではありません。

そもそも、この筋肉はこう使う、この関節はこう動かす、と言っても
人間の骨格や身体のつくりは個人差があるものだから
基本の形はあっても、その先は
すべての人に同じやり方が通用するというわけにはいかない・・・
しかも、教える先生が変われば同じところを注意されるのでも
言い方、やり方が随分違って聞こえるのがまた悩ましいところ。

それでも自分なりにこうかな、ああかなと試行錯誤しつつ
指摘された所がどうすれば直るのか考えつつ
飽きずに続けているのですが・・・・


今日いきなりのフィーバー。

10 射 皆 中

         マジで・・・?

時々「ん?これでいいのかも?」なんてやり方がはまることがあって
調子づいてうまくいくこともあるけど
ここまで出たのはそうそうないぞ!
何これ日食効果!??・・・なわけないですね。



次は300年後だろうか・・・・
by quilitan | 2012-05-21 21:58 | 弓道 | Trackback | Comments(4)

ザ・天体ショー!

天気予報では、よくても薄曇り・・・だった。

でも一応見る気満々で寝た。

朝5時前に目が覚めた。
アラームの1時間前なんて、すごいなあ自分。
そして障子を開けると・・・青空が見えるじゃないの!!
素晴らしい!

というわけで、いつも初日の会でお世話になっている
高層階の寒梅亭に自転車で向かう。
寒梅さんはこの日のために休暇を取っているのである。


食の開始まであとちょっと。
まだまだピーカン。
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ベランダにキャンプチェアが出され
馬手に日食グラス、弓手にビール・・・・・・朝6時のビール。
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太陽のショーにコロナはよく似合う!・・・?
まあ173年ぶりだっていうことなので、気分は乾杯。


少しずつ薄い雲が横切りつつも
順調に食は進む。
テレビ中継が「○○まであと何分」と細かく伝えてくれるので
自分で時計とにらめっこしないですむのはありがたいなあ。
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雲のせいなのか、食のせいなのかわかりにくい微妙な暗さ。

夕暮れのように暗くなるのかと思ったけれど
意外にそうでもないんだね。
これだけ欠けても明るいとは・・・太陽恐るべし。
でも薄暗くなるにつれて、確実に寒くなっていった(ビールのせいじゃないよ)
明るさより気温に影響するんだなあ。

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そしてものすごくわかりにくいけど、金環食のど真ん中。


金環食の直前に雲がちょっと出たものの
ほとんど影響なく、それはそれは綺麗な輪が見えた。

金環日食、パーフェクト!

日頃の行いがいい・・・ということにしよう。

寒梅さん朝早くからありがとー!


テレビの中継では盛んに「奇跡の天体ショーが!」と連呼していたけれど
分単位で状況が予測できるような現象が奇跡?
たまたま自分がこの金環食が見られる時に生きていて
お天気もよくて
ちゃんと観測できたという巡り合わせが奇跡なんでしょう。

次は300年後だそうだ。
その時は、誰が、どこで、どう見るんだろうな・・・・
by quilitan | 2012-05-21 09:25 | 見る | Trackback | Comments(3)

準備完了

あとは・・・・・

明日のお天気次第ってことで・・・・・・・・

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天体ショーは無事観測できるでしょうか!???
by quilitan | 2012-05-20 13:50 | 雑録 | Trackback | Comments(2)

穏やかな場所

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以前行った時は、あいにくお休みでした・・・


もう一度チャレンジ。

住宅街にある小さなギャラリーカフェ 「みずのそら」

小さなスペースである。
でも狭苦しさを感じないのは
この場所のほとんどを占めている水面のせいかもしれない。
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屋根を覆う緑がそのまま水の中に入って
足元と頭の上と、まわりの空間は倍に広がる。

水と緑というのが
どれほど頭の神経をほぐしてくれるかという
見本のような空間です。

外なのか中にいるのかわからなくなるのも魅力。
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ケーキとコーヒーがいただけます。
このオレンジケーキがとっても美味しかった!!


お土産にいただいたラズベリーキャラメル。
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ふいっと心を休めに行ける場所だ。
・・・もうちょっと近ければね〜。
by quilitan | 2012-05-18 17:42 | 雑録 | Trackback | Comments(0)

猫と雑文ときどきお絵描き