8月31日

学生時代が遠い思い出になった頃から
この時期になると必ずと言っていいほどこういう話題が出ますね。

「夏休みの宿題はいつも31日に泣きながらやった」とか
「そんなの学校始まってからでしょ!」とか

私は実は早めに終わらせるタイプです。
勿論すべてきちんと、というわけもなく
だらだらやってるのもあるし
サボってすっ飛ばしたのもあるし。
それでも、31日に慌ててやるというような
漫画のような情景はやはりなかったかなあ。

それは真面目だからとか優等生だからとかではなく
ただただ面倒くさいこと、興味のないことをいつまでも頭の上に
ぶら下げていたくないというだけのことだ。
(但し、試験勉強はいつも一夜漬け)
最初にちょっとガマンしちゃえば
後でゆっくりのんびり遊べるじゃなーい。
早く楽ちんになりたいだけ、荷物を下ろしたいだけなのね。
それは〈優等生〉じゃないよ。
日頃、宿題も忘れりゃテストでひどい点も取ってました。
落ちこぼれはしなかった(と思う)けど
決して出来のいい子ではありません。
その他大勢にすっぽりはまる、中庸を絵に描いたような子だったと思う。
身近に本物の優等生=出来る子がちゃんといました。

そもそも私たちが使う〈優等生〉という言葉には
どことなく嘲りの色が見え隠れするんだよね。
むしろ「31日に泣きながらやる」ことが
まるで武勇伝のように意気揚々と聞こえるのは
私のひねくれた耳だけなんだろうか。
by quilitan | 2010-08-31 20:53 | 考える

河童のクゥと夏休み

名作の誉れ高い「クレヨンしんちゃん・嵐を呼ぶアッパレ戦国大合戦」の
監督作品・・・・というのは知ってた。
というか、件のクレしん映画を見た時、他にどういうものを作っているのか
見たいとは思っていた。
ただ、宣伝などで見る絵がちょっと気持ちワル?という感じだったので
なかなか手に取ることがないままで
今日たまたまケーブルでやっていたので見てみました。

やられました。
このタイトルはある意味引っかけだな。
これでお子様向けのノスタルジックな映画を期待してみたら
鉄槌を下される仕掛けなワケだね。
も〜〜泣いちゃったよ〜〜〜!!!
考えてみればクレしんのキャラで泣ける映画を作る人だったんだ。
絵がどうこうはもう全然気にならなかった。

すべてにおいてことごとく予想を裏切る作り。
ものすごくいい作品だった。
予想を裏切るというのは、観る側が安易に思い及ぶようなところで
作品を作ってないってことなのだ。
観ていて、正直胸が痛かった。

人間なんて一皮むけば皆同じ、
昨日は責められていた者が今日は責める側に回るし、
悪意がなくても人はいくらでも残酷になれると思い知らされもした。
それが説教くさいことは何一つ言わないで、である。
人目線でも、河童目線でもないし
善悪という単純なくくりが一切なくてフラットな意識で表現するって
これはとても難しいことだと思う。

とてもいいものを観た。
by quilitan | 2010-08-30 20:05 | 見る | Trackback | Comments(2)

筋肉痛が来ない・・・

我が家の前の土地も、いよいよ基礎工事が始まった。
広い土地じゃないので敷地いっぱいぎりぎりに建てるようである。

となると・・・・
母が、塀際にある高い植木達の処遇を気にし始めた。
ハクレン、キンモクセイ、檜葉、名前も知らない樹・・・などなど。
確かに今まで野放図に伸び広がり
ちょっと鬱陶しくなればバッサバッサと刈り込んで
前の“空き地”に落とし込んでいたわけだけど
人様の家となる以上、それはもうできません。
第一、刈り込む作業自体も侵入させて貰わなきゃならなくなる。
母が「もう全部伐っちゃえば」とざっくり言い放つので
この暑いさなかに自発的に伐採に乗り出した。

朝から鋸片手に、農作業のオバサンとなりはて
脚立の上で汗だくで頑張ったよ、自分!
伐るのも大儀だが、伐った枝をまとめるのも一仕事。
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でもほっとくと人に頼んででも全部伐りそうな気配だったので
花の咲く樹は残せ!と言い張る私がやるっきゃないのね〜。

ひとまず檜葉と名も知らぬ大木とはサヨナラ〜・・・。


でも、作業中からもうダルダルで
絶対明日は筋肉痛!!と思っていたのに

あれ?

弓でも翌日には来てるんだけどなあ・・・・?
by quilitan | 2010-08-30 15:13 | 雑録 | Trackback | Comments(0)

セタガヤマダムな一日

今日はゆっくり起きて世田谷美術館へ行きましたの。
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ランチは美術館のレストランで。
丁度ウェディングパーティが入っていて満席だったので、
一緒に行った寒梅マダムと小一時間お喋りしながら
のんびりと待ちました。
緑に溢れる景色の良いこと。

ランチはとても美味しかったので待った甲斐があったというもの。
食前酒にシェリーを頼んだので
前菜のガスパチョがぴったりでした。

展覧会は、大きなものではなかったので
さらりと鑑賞。

美術館のあとは、寒梅マダムのお知り合いの
カフェで夕食を頂きましょう。
駅までのプロムナードを歩くのは良い運動でしたわ。

「Cafe Crumpet」はドッグカフェになっているので
先客はみな賑やかな“お子様”連れ。
メニューはイギリスの家庭料理ふうのもの。

まずは喉を潤して
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オイルサーディンと茄子とトマトの煮込みのクスクス添えに
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カフェの名前にもなっているクランペット
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どれもこれも美味しい!!
クランペットは初めて食べたけれど
イーストの香りが残る、私の大好きなタイプのパンケーキ。
蜂蜜と塩がとても合いますの。
「バジル氏」にもでてきましたっけ。

お腹にも心にも贅沢な気分が染みとおった一日でした。


そしてはるばる川越に戻って
マダムの魔法は解けたのであった〜。

*クランペットは作りたいぞ〜〜!!!
by quilitan | 2010-08-29 00:38 | 見る | Trackback | Comments(2)

たんごのにっきちょう

きょうぼくは、おいしゃにつれていかれた。

最近ずっと、くちのまわりがカピカピだし
歯もいつのまにかへってるし、
まいんち、かーちゃんにごしごしこすられてるんだ。
でも「医者に行くと面倒だ」、ってかーちゃんがいってたくせに・・・・・
ふいうちをくらって、心臓がはれつしそうだった。

ほんとにもうたいへんだったんだから!
おいしゃさんはボクのせなかをつまむし
くちの中のぞきこむし
おしりでたいおんはかるし!!!
ボクの歯をさわって「引っ張ったらどれもすぐ抜けそうです」なんて
しつれーなこというし!
だからいたいんじゃないかよ〜。
ほんっと、たいへんだったんだからね!

だから帰ってからはおもいっきりなでてもらうことにしたよ。

かーちゃんはなんだかくすりみたいのもらってたけど
あれ、のまされるのか〜?
まったくやんなっちゃうね。

ふん。
ほら、もっとなでて!!!
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by quilitan | 2010-08-25 12:26 | | Trackback | Comments(2)

プリンス・チャーミング

赤丸急上昇中の若手バレエダンサー、
ダニール・シムキンくんをオカメ使いさんと見てきました。
演目は「ドン・キホーテ」。
あ、別にソロでやってるわけじゃないんだけど
もう目が行くのはそこばっかりという・・・
いえ勿論東京バレエ団の皆さんも素晴らしかったですが
これはもう仕方ないんです。

両親ともにバレエダンサーという
サラブレッドの血筋もさることながら
持って生まれたモノが違う人は確かにいるのだと
思わざるをえない身体能力+造作の良さ!
とにかくチャーミングったらないんです!!
そんな顔してひらりと跳躍なんかされたらもうたまりませんよ。

重力の鎖から解き放たれたかのように軽く踊る。
背筋が強いのか、ものすごく反り返った姿で跳ぶ。
体幹がまるで一本の棒のようにしっかりしていて
反り返ろうが回ろうが全然崩れない。
身体が動いちゃって動いちゃって楽しくって仕方ないの、ってな感じで
見ていてホントに鳥肌モノでした。
美しいものを見たなあ。
心底からブラボー!でしたね。

もう眼福眼福、10年は寿命が延びちゃったかもよ、おばさん。
by quilitan | 2010-08-22 22:45 | 見る | Trackback | Comments(2)

ちょっとした憂鬱

我が家の前にある、一軒家が建つくらいの空き地。
引っ越して来た時から更地だったので
もう30数年ほったらかし。

そこが、去年一度更地で売り出された。
しかし一向に売れないまま1年が過ぎ
ここへきてどうやら建て売り住宅を建てて
売りに出すことにしたようだ。

ず〜〜〜〜っと目の前が開放された状態で暮らしていたので
ちょっと気が重いです。


でも・・・・大きな声では言えませんが
30数年分のあんなものやこんなものが埋まっています・・・・・・
ひとんちなんですけどね。

げげげのげ。
by quilitan | 2010-08-18 13:42 | 雑録 | Trackback | Comments(2)

夜食

ありえますか・・・?

ありえないでしょ。

こんな「夜食」なんて・・・・・・・
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身の詰まったサイコーに美味しいアワビをごちそうになりました。
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磯のアワビの片思い、焼かせて頂きます。
バターと醤油で味を調えてくれたのは
海ッコ魔子珍。

ああ美味かった。
極楽極楽、さあさあお仕事。
by quilitan | 2010-08-17 01:17 | 食す | Trackback | Comments(5)

「俺俺」 星野智幸

読み始め、やたら具体的な商品名や地名が並べ立てられて
ああこれもまた重箱の隅っこばかり構築する
顕微鏡的視点の作品かと思って萎えました。
'65年生まれの作家もこういう書き方するの?と
少々引いてしまったんだけど
読み進めていく内にそれは気にならなくなりました。
それに、その固有名詞などなどが
「なるほど!こういうことのためにあの名前を出していたんだ!」というような
<伏線のための伏線>だけを目的にした「技巧」ではなかったことも
私には好感が持てたのですね。

「俺俺」という、どこからみても一人称的なタイトルながら
この人はちゃんと一歩引いて俯瞰している。
それが読み取れる作品です。
悪ぶってるけどホントは優しいんだね、真面目なんだね、と
思わず言いたくなるような
割と「古き佳き芯」をがっちり持ってる感じです。

今回は読んで返せます。
by quilitan | 2010-08-10 16:54 | 読む | Trackback | Comments(0)

見たい映画

予告とか、宣伝とかでちらっと見て
「あ、これ!」と思うのですが
いつの間にか忘れていることが多いので
書き留めておく。

●悪人
●十三人の刺客
●キャタピラー
●瞳の奥の秘密

まだあった気もするけど・・・・まあ、とりあえずね。

大丈夫かしら、私・・・・・
脳みそがアンタくらいに縮んでるんじゃないだろうねえ。
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by quilitan | 2010-08-09 22:08 | 雑録 | Trackback | Comments(0)

猫と雑文ときどきお絵描き