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収穫は・・・

「猫の文学館・Ⅰ」

冒頭の大佛次郎の数篇に引きこまれてそのまま読み進んだが
うーん、改めて読んでみたいと思ったのは結局大佛次郎作品だけだった。
猫にまつわる話とはいいつつも、その扱いがどうにもぞんざいなものが多くて
心の中で「ふざけんなよ」と何度思ったことか。
どんな風に描いてもいいけど、そこに愛情がないなら読みたくはないな。
時代的に仕方がないとは分かっていても、あまりいい気持ちはしないのが正直なところ。

猫バカ文豪は大佛次郎と内田百閒で充分ということで。


そして、今まで読まず嫌いというか手に取る気になれなかった村上春樹も
このアンソロジーで初めて読んだ。
・・・多分これからも私は読むことはないだろうと思った。




by quilitan | 2018-01-06 21:26 | 読む | Trackback | Comments(0)

猫と雑文ときどきお絵描き  


by quilitan
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