収穫は・・・
2018年 01月 06日
「猫の文学館・Ⅰ」
冒頭の大佛次郎の数篇に引きこまれてそのまま読み進んだが
うーん、改めて読んでみたいと思ったのは結局大佛次郎作品だけだった。
猫にまつわる話とはいいつつも、その扱いがどうにもぞんざいなものが多くて
心の中で「ふざけんなよ」と何度思ったことか。
どんな風に描いてもいいけど、そこに愛情がないなら読みたくはないな。
時代的に仕方がないとは分かっていても、あまりいい気持ちはしないのが正直なところ。
猫バカ文豪は大佛次郎と内田百閒で充分ということで。
そして、今まで読まず嫌いというか手に取る気になれなかった村上春樹も
このアンソロジーで初めて読んだ。
・・・多分これからも私は読むことはないだろうと思った。
by quilitan
| 2018-01-06 21:26
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