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うちの猫は世界一

・・・という小さなネコ展に行って来ました。


何と、メインは樹村みのり先生なのです!

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浦和にある「楽風(らふ)」というギャラリーは古い納屋を改装した趣のある場所。

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下は喫茶で、上(というか、ふっとい柱に頭をぶつけそうになる天井裏)がギャラリー。




樹村みのりさんは、昔からずっと好きだったけれど猫モノを描いていたと知ったのはつい最近。
たまたま仕事場に案内葉書が来ていて、これは行かねばでしょう!
しかも、最近私がイベントで見つけてファンになり、新刊が出ると買っている作家さんも参加していてビックリ。

樹村先生始め数人の漫画家さんたちの猫の絵と小物がいろいろ。
樹村先生の猫の絵、サービスプリント版だけど原画が販売されていて
しかも「え、このお値段で良いの!?原画だよね!!???」
・・・速攻抱え込みました。

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最近は犬より猫などといわれて、本屋さんでもでもやたら目に付く猫漫画。
まあ自分も描くくらいだし。
猫を飼っていれば確かにネタは尽きないわけだけど
感じたこと、考えていることをそのままプラカードを掲げるように外に出すのは「作品」ではない。
感情を別の入れ物に移し替えて、「一人の感情」から「誰もが思う感情」にしなくてはならない。
樹村先生の猫の本を読んだ時、それを痛切に感じて
ああこの人は作家なんだ、と当たり前のことだけどあらためて思いました。
たとえ「うちのコと自分」という内輪ネタを描くにしても
やはりそれは作品じゃないとダメなんですよ。
・・・と自戒を込めて。


そういう気持ちがあって樹村先生の生原稿も見られて(めちゃくちゃ綺麗だった・・・修正が殆どないんだなあ)
ご本人にも会えて、サインのある本も買えて

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・・・満足・・・!


心残りは喫茶が満席でお茶が飲めなかったこと。
表はお茶屋さんなので、きっと美味しいお茶がいただけたんだろうなあ。



その後はギャラリーからほんの少し先の調(つき)神社にお参り。
鳥居もなく、狛犬もいない「兎の神社」です。

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家に戻って原画と本を並べていたら、パスちんの検閲が・・・すんすんすん

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猫のニオイはしないと思うよ・・・?
Commented by ごじら at 2016-05-31 00:33 x
ふうむ、忍者猫を誘い出すには樹村先生の絵が有効なのか!
Commented by quilitan at 2016-05-31 00:49
忍者猫はお子チャマが苦手なのですな。
大人の来客には顔出したりするんだよ〜。
by quilitan | 2016-05-30 01:11 | 見る | Trackback | Comments(2)

猫と雑文ときどきお絵描き  


by quilitan
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