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偏見感想文

ドラマもアニメも新番組の季節。

予想外に面白かったり、こんなはずではと思ったり、興味深いので軽く感じたことなど。


『ゆとりですが、なにか?』
脚本はクドカンだし、役者は若いのも壮年も今をときめく人達が揃ってるし
何かやらかしてくれるんじゃないか、と思ったら驚くほど真っ向勝負だった。
クドカンは、とんでもない舞台設定をしつらえつつもそれをとんでもないと思わせない力があるのだが
今のところ、それが感じられない。
「ゆとり」という言葉にちょっと縛られすぎているのかな、見ていて窮屈なのだ。
この先変わるのかなあ。

こちらはアニメだけど、『キズナイーバー』はある意味『ゆとり』と逆。
“ヒトは互いにつながっている”などと鼻で笑ってしまいそうな明朗なテーマを表に掲げつつ
裏ではあれこれ画策しているのが見え見えだし、何よりキャラクターが良いさじ加減の素っ頓狂ぶりで
これはちょっと楽しみなのだ。
絵がとても洗練されているので目にも楽しい。
クドカンもこういう表裏の使い方する人だと思っていたのだが・・・
もっともいつも同じパターンの作品を書くわけもないので、決めつけることはできないけど。


ちょっとイラッときたのは『結婚できないんじゃなくてしないんです』だったか、
赤の他人から「お前は、お前は」と連呼される場面があって、これだけでちょっと却下。
いわゆるハウツー系の話なのかもしれないけど、他人をお前呼ばわりするヤツは碌なもんじゃない。


これも真夜中で、なかなか普通に見るのがしんどいのだが初回見てはまったのが
『ディアスポリス』
文句なく面白い!
考えなくていい。
別世界を楽しむ、そんな作品。
でも隅々まで手が込んでいるのがわかるので目が離せないのだ。


あとは日曜のお楽しみ『真田丸』
でも私はやっぱり“きり”が引っかかってしまうのだ。
どうしてもあれだけはミスキャストとしか思えない。
彼女が出てくると悪い意味で空気が変わってしまう。
せめて深田恭子なら、何となく仕方ないな、こういう子なんだな、と思えるだろうに。
まあ、玉に瑕、ということですかね〜。
by quilitan | 2016-04-25 01:22 | 見る | Trackback | Comments(0)

猫と雑文ときどきお絵描き  


by quilitan
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