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靴職人と魔法のミシン

最近映画を観るのはもっぱら川越スカラ座さんになっている。
午前中映画見て、その足で弓に行くと時間的にもちょうど良いんだな。
スカラ座さんのラインナップも面白いしね!

・・・とナツカシ映画館を応援しつつもいつもサービスデーの1000円で見てしまって
ちょっと申し訳ない。



で、この映画、ものすごくファンタジーですね。
“いい人”は誰も傷つかず悪者が懲らしめられる、日本の昔話的ファンタジーなので
そういう意味でスッキリしたい人にお勧め。
小品ながらD・ホフマンみたいな大物俳優が出ているのがミソかな。
個人的にはスティーブ・ブシェミ(すごくまともな役)とエレン・バーキンが好きなので嬉しい。

ただ主人公が代々続くユダヤ人の靴屋という設定なのだが
わざわざそうしたのは何かあるのだろうか?と余計な詮索をしたくなる。
他人の靴を履くというのは、その人の身になって考える、という比喩のようなのだが
これはユダヤの諺なのか?それがためのユダヤ人設定なのか?
色々文化的背景がありそうなので、その辺が分かった方が面白いのかもしれないなあ。

あとこれも本筋とは関係ないことだけど、黒人のギャングのボスみたいなのが靴職人に呼びかける言葉、字幕では
「おい靴直し!」
なんだけど、これって「おい靴屋!」では何かまずいのかしら?
実際は「shoe man!」だったか「shoe maker!」だったか・・・朧で情けないが
「靴直し」という言葉はあまり日本語としてこなれていないので
観ながらちょっと気になって、まあこれも余計なことですが。
by quilitan | 2015-09-09 14:13 | 見る | Trackback | Comments(0)

猫と雑文ときどきお絵描き  


by quilitan
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