夜行に乗って島根に行こう :その1
2013年 06月 10日
出雲大社は今年、60年に一度の「平成の大遷宮」という節目になります。
そう・・・あのときみんなで
「じゃあ次は5年後だね~」と、遠い先の話のように笑っていたはずだったのに
あっという間の5年です。
夜行列車どころかリニアも真っ青のスピードです。
せっかく行くのなら今回は趣向を変えて
ちょっと贅沢「サンライズ出雲」で行く島根旅行2泊3日
と相成りました。
とはいえ、一泊は車中になるのであまり欲張ったスケジュールは組めないけど、
メインは出雲大社だし、今回の目玉は「サンライズ出雲」です。
夜行列車なんて何年ぶりでしょう!
発売と同時にほぼ完売のコンパートメントを根性でリザーブしてくれた
すぽさんに感謝です。
しかも当日は仕事先から東京駅集合・・・ご苦労さまです。
「サンライズ出雲」は食堂車および車内販売がいっさいない(わずかな自販機のみ)
というので、乗り込む前に軽く腹ごしらえと夜中の車中宴会用の買い出しに
東京駅のGRANSTAをうろつきまわるものの、お店が多すぎて
あっちも美味しそうだしこっちもいいよね、と目移りするわお腹は減るわ、
おそるべし東京駅。
しかもちょうど時間的に割り引きセールが始まる頃合いだったのもまずかったのねえ・・・
買いすぎ。
そして出発前に早くもアルコール投入のメンバーズ。
さあ、そろそろホームに行きますか。
6月6日22時発12号車12番て
まるで当たりくじのようなゾロ目で、いよいよ出発です。
検札が済むが早いか、ぞろぞろと集まって宴会。
シングルの部屋は狭いけど他に場所がないので仕方がない。
ぎゅうぎゅうに座って、ちょっと小声で(でも意外と声が漏れない)飲み食い。
あくまでも宴会はするのです。
その内、ラウンジ(といっても窓際に4席ずつあるだけ・・・)に移動して、続き。
でもビールも日本酒も空いてしまったね・・・
東京駅でも食べているのでさすがにお腹も苦しい。
それぞれの部屋に戻り、真っ暗な車窓を眺めつつ夜行列車を楽しむ。
せっかくの「サンライズ」なんだから出来れば日の出が見たいので
とりあえず5時にアラームセット。
どうやら神戸を過ぎたあたりで、サンライズ出雲からサンライズ。
出雲市に着くのは9時58分なので、まだまだ時間はたっぷりある。
まあこの後はのんびりだらだら車内を歩き回ったり、車窓を眺めてぼーっとしたり、
二度寝するもヨシ・・・
途中、車内アナウンスで「分水嶺の駅」と説明があった上石見駅。
分水嶺と言われてもよく分からないが、
どうもこの辺りで川の流れが左右に分かれて向きも逆になるらしいです。
伯備線の中でもっとも標高が高いそうだ。
停車はするけどドアは開かないのでガラス越しに撮影。
こういうのを覗きに来るのはたいてい私と鎌倉殿です。
そういえば、この先の川がとても綺麗だったなあ。
面白い岩場や、全く水が動かないようなところもあって
とても美しい水辺でした。確か日野川とあった。
ああ、でも「サンライズ出雲」に一つだけ注文がある。
朝、コーヒーが飲みたいんです!!!
缶コーヒーじゃなくて、インスタントでもいいからホットコーヒーが飲みたい。
せめて紙コップの自販機だけでも置いて貰えないでしょうかねええ!!!!
無理ですかねえええ!!!!!
東京駅で買った朝食用の美味しいパン・・・・水で食べます。
しかし私がそんなことしている頃、
寒梅さんにはとんでもないハプニングが起きていたのでした。
「特急券はあるけど乗車券が見あたらない」
じぇじぇじぇ!!!
寒梅さんのコンパートメントで集まったとき、私は確かに2枚あるのを目撃している。
しかし、どこひっくり返してもない。
寝台のクッションから、強引に金属の部分まで持ち上げても
(元に戻らなくなって焦った)どこにもない。
仕方ないので、車掌さんに相談すると
「よ~~~~~~~く探してくださいね~・・・・でないと・・・・・・」
でないと?
「原則ではもう一度お支払い頂くことに・・・・」
!!!
「ただ検札は通ってるし、皆さんご一緒なんですよね。私が証明しますから」と
車掌さんがわざわざ名前を教えてくれて
「駅でその旨説明すれば多分大丈夫だと思いますけど」
そして宍道湖の脇を列車は進み、出雲市駅に到着。
乗務員のお兄さんが「しまねっこ」と列車と一緒に記念撮影してくれます。
改札で、駅員さんに事情を説明すると、
「もう一度よく探してみてくださいネ~」と言って車掌さんの証明もいらず
あっさり通過です。
あ、そうなんですね・・・・もちろん助かります。
話せばわかるって素晴らしい!
なかなか波瀾万丈なお国入りとなりました。
そう・・・あのときみんなで
「じゃあ次は5年後だね~」と、遠い先の話のように笑っていたはずだったのに
あっという間の5年です。
夜行列車どころかリニアも真っ青のスピードです。
せっかく行くのなら今回は趣向を変えて
ちょっと贅沢「サンライズ出雲」で行く島根旅行2泊3日
と相成りました。
とはいえ、一泊は車中になるのであまり欲張ったスケジュールは組めないけど、
メインは出雲大社だし、今回の目玉は「サンライズ出雲」です。
夜行列車なんて何年ぶりでしょう!
発売と同時にほぼ完売のコンパートメントを根性でリザーブしてくれた
すぽさんに感謝です。
しかも当日は仕事先から東京駅集合・・・ご苦労さまです。
「サンライズ出雲」は食堂車および車内販売がいっさいない(わずかな自販機のみ)
というので、乗り込む前に軽く腹ごしらえと夜中の車中宴会用の買い出しに
東京駅のGRANSTAをうろつきまわるものの、お店が多すぎて
あっちも美味しそうだしこっちもいいよね、と目移りするわお腹は減るわ、
おそるべし東京駅。
しかもちょうど時間的に割り引きセールが始まる頃合いだったのもまずかったのねえ・・・
買いすぎ。
そして出発前に早くもアルコール投入のメンバーズ。
さあ、そろそろホームに行きますか。
6月6日22時発12号車12番て
まるで当たりくじのようなゾロ目で、いよいよ出発です。
検札が済むが早いか、ぞろぞろと集まって宴会。
シングルの部屋は狭いけど他に場所がないので仕方がない。
ぎゅうぎゅうに座って、ちょっと小声で(でも意外と声が漏れない)飲み食い。
あくまでも宴会はするのです。
その内、ラウンジ(といっても窓際に4席ずつあるだけ・・・)に移動して、続き。
でもビールも日本酒も空いてしまったね・・・
東京駅でも食べているのでさすがにお腹も苦しい。
それぞれの部屋に戻り、真っ暗な車窓を眺めつつ夜行列車を楽しむ。
せっかくの「サンライズ」なんだから出来れば日の出が見たいので
とりあえず5時にアラームセット。
どうやら神戸を過ぎたあたりで、サンライズ出雲からサンライズ。
出雲市に着くのは9時58分なので、まだまだ時間はたっぷりある。
まあこの後はのんびりだらだら車内を歩き回ったり、車窓を眺めてぼーっとしたり、
二度寝するもヨシ・・・
途中、車内アナウンスで「分水嶺の駅」と説明があった上石見駅。
分水嶺と言われてもよく分からないが、
どうもこの辺りで川の流れが左右に分かれて向きも逆になるらしいです。
伯備線の中でもっとも標高が高いそうだ。
停車はするけどドアは開かないのでガラス越しに撮影。
こういうのを覗きに来るのはたいてい私と鎌倉殿です。
そういえば、この先の川がとても綺麗だったなあ。
面白い岩場や、全く水が動かないようなところもあって
とても美しい水辺でした。確か日野川とあった。
ああ、でも「サンライズ出雲」に一つだけ注文がある。
朝、コーヒーが飲みたいんです!!!
缶コーヒーじゃなくて、インスタントでもいいからホットコーヒーが飲みたい。
せめて紙コップの自販機だけでも置いて貰えないでしょうかねええ!!!!
無理ですかねえええ!!!!!
東京駅で買った朝食用の美味しいパン・・・・水で食べます。
しかし私がそんなことしている頃、
寒梅さんにはとんでもないハプニングが起きていたのでした。
「特急券はあるけど乗車券が見あたらない」
じぇじぇじぇ!!!
寒梅さんのコンパートメントで集まったとき、私は確かに2枚あるのを目撃している。
しかし、どこひっくり返してもない。
寝台のクッションから、強引に金属の部分まで持ち上げても
(元に戻らなくなって焦った)どこにもない。
仕方ないので、車掌さんに相談すると
「よ~~~~~~~く探してくださいね~・・・・でないと・・・・・・」
でないと?
「原則ではもう一度お支払い頂くことに・・・・」
!!!
「ただ検札は通ってるし、皆さんご一緒なんですよね。私が証明しますから」と
車掌さんがわざわざ名前を教えてくれて
「駅でその旨説明すれば多分大丈夫だと思いますけど」
そして宍道湖の脇を列車は進み、出雲市駅に到着。
乗務員のお兄さんが「しまねっこ」と列車と一緒に記念撮影してくれます。
改札で、駅員さんに事情を説明すると、
「もう一度よく探してみてくださいネ~」と言って車掌さんの証明もいらず
あっさり通過です。
あ、そうなんですね・・・・もちろん助かります。
話せばわかるって素晴らしい!
なかなか波瀾万丈なお国入りとなりました。
by quilitan
| 2013-06-10 23:46
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