シンクロ
2013年 05月 27日
電車の中で、沼田まほかるの「猫鳴り」を読んでいた。
タイトルどおり、猫が登場する。
ただ、柔らかく心地いいという物語ではない。
相変わらず、形はどうあれ「猫の死」という状況に心穏やかではいられないので
途中で「あ、これはこの先電車で読んだらマズイ」
という場面がでてきた。
やっぱり電車で泣くのはちょっと避けたい。
なのでおもむろに本を閉じ、バッグにしまって上を向く。
入りかけたスイッチを切るために周りを見回していると
向かいの座席に女子高生が座っている。
珍しく携帯もいじってない。
手にしているのはハンドタオル・・・を顔に当てている。
タオルで静かに目を押さえては離し、を繰り返している。
よく見れば目元と鼻の頭が赤い。
あれれれ・・・泣いてる・・・?
七瀬みたいに私の心を読んだわけじゃないよねえ?
まさか、電車の席の向かい同士で
お互い密かに涙を堪えるなんてことがあろうとは。
ちょっと不思議な気分になった。
かんじんの本はまだ途中。
続きは風呂で読もう。
タイトルどおり、猫が登場する。
ただ、柔らかく心地いいという物語ではない。
相変わらず、形はどうあれ「猫の死」という状況に心穏やかではいられないので
途中で「あ、これはこの先電車で読んだらマズイ」
という場面がでてきた。
やっぱり電車で泣くのはちょっと避けたい。
なのでおもむろに本を閉じ、バッグにしまって上を向く。
入りかけたスイッチを切るために周りを見回していると
向かいの座席に女子高生が座っている。
珍しく携帯もいじってない。
手にしているのはハンドタオル・・・を顔に当てている。
タオルで静かに目を押さえては離し、を繰り返している。
よく見れば目元と鼻の頭が赤い。
あれれれ・・・泣いてる・・・?
七瀬みたいに私の心を読んだわけじゃないよねえ?
まさか、電車の席の向かい同士で
お互い密かに涙を堪えるなんてことがあろうとは。
ちょっと不思議な気分になった。
かんじんの本はまだ途中。
続きは風呂で読もう。
by quilitan
| 2013-05-27 21:53
| 雑録
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