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闘猫記?

こんなに事細かにたんごの様子を書くつもりじゃなかったんです。
ちょこちょこっと小出しにしているつもりが
ひとつのことを書くにはその前のことも・・・てな具合で
しっかり闘病記の体を成してきてしまった。

あまり深く考えずにお付き合いして頂けると助かります。

一昨夜からの鼻づまり。
やはり呼吸が楽になる気配はなく
それでなくともふらふらしているのに
咳き込んだり座り込んだり
いっときは本当に「もうこれでお終いか」と思った。
ここまでずっと頑張ってきたたんごなので
これ以上「ガンバレ!しっかり!」というのも酷なこと。
たんごの力が尽きるならそれも仕方のないこと・・・と
お布団の巣に頭を突っ込んで撫で続ける。

でも、ですね。
つらくて苦しそうな息なんだけど
それでも朝もちゃんとゴハン飲み込んでくれるし
「やめれっ!」って感じながらも薬だって飲んでくれる。
たんごの頑張りがまだ続いている。
それを見ている内に、このままじっと手を拱いているのが申し訳なくなってきて
診療時間終わり間際に獣医に駆け込んだ。

とりあえず酸素を補給。
点鼻薬もさして貰ったようだが、まだズビズビ。

貧血に関しては、「細菌性」ではないことは判明したらしい。
以前「自己免疫介在型」も陰性がでたんだけど
そちらの検査は必ずしも100%の信頼性はないらしい。
なので、
 念のためその治療(というかそれしかやりようがないから)で
 免疫抑制剤は必須
 →それが効果が出るかどうか分かるまで5週間かかる
 →その間、免疫という扉が開きっぱなしの状態で体力を持たせる

この鼻づまりは、いわば風邪引いているようなものだということ。
たんごは今貧血の治療効果を見るために
ステロイドと、別の免疫抑制剤を飲んでいる。
つまりウィルスに対してものすごく無防備なわけだ。
でも一般家庭で無菌状態なんて不可能です。

薬を減らして感染から身を守るか
もしかしたら効果があるかもしれない薬を続けるか
医者としても非常に悩ましいようで
ここで結局「方法としては輸血に戻っちゃうんですよね」

輸血するならやっぱり大学病院で、そして骨髄も調べて・・・
結果骨髄に原因があったら勿論オールアウト。
でも、そうではない可能性も当然ある。

確かにリッちゃんのトラウマはあるが
私は大学病院に拘りがあるわけではない。
ただ、具合の悪い時に車で2時間半もかかるところに行くのは
かなりキツイものなのだ。
リッちゃんも辛そうだったし、
以前父を秋葉原の病院まで車で連れて行ったことがあるけど
二度とはイヤだといわれた。

それに輸血にしたって、一度やればOK、 じゃなくて
一回の輸血で体力が持つのは約10日ほどらしい。
5週間の間、もし度々貧血が起きればその都度輸血なのだ。
多分、医者としては「方法はあるが色々負担が大きいので勧めきれない」と
いうところだと思う。
可能性がある以上は勧めたいだろうけど・・・
「では大学病院に繋げて下さい」と言ってくれさえすれば、
と思ってるかもしれない。
でも私にその選択をする根性はないのよ。ごめんね、たんご。
手元で出来る最善のことをしたいと思う。
そんな飼い主です。

ひとまず、新しく「巣」を作ったので
闘猫記?_a0105480_22191664.jpg

暖かくしてあげて、加湿してあげよう。
原始的でも、〈ボウルにお湯張り〉というのはかなり効果的。
頻繁に取り替えるようなんだけどね。

ぱんちゃさんとのんちゃさんが「酸素発生・吸入器」を
わざわざたんごに送ってくれたので
闘猫記?_a0105480_22192475.jpg

それも合わせて少しでも楽に過ごせるように。
医者には、レンタル酸素室を勧められてます。

今は出来る限りの楽な環境で
ゴハンと薬をいかに続けられるか、ってことだ。

それにしてもたんごは強いコだ。
「闘って」ます。
by quilitan | 2012-01-15 23:09 | | Trackback | Comments(0)

猫と雑文ときどきお絵描き  


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