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続・隅田川花火

オマケの雑感。

NHK「クローズアップ現代」で
隅田川花火大会の花火師さんを取り上げていた。

やんちゃ風味を残した花火師さんが
ひと月遅れでようやく開催にこぎ着けた今年、
斬新さや華やかさではなく
隅田川花火大会の原点である「鎮魂」と「祈り」に
今ふたたび立ち戻って花火を作った、と言っていました。

ああ、だからなんだ。

あの日、花火師さんの気持ちは
見事に伝わっていたんです。
花火の形や色はあまり変形したものがなくて
幾つか猫(っぽいの)とか犬(っぽいの)はあったけれど
殆どは王道たる菊や柳が乱れ咲くものだった。
でも、それがどれほど美しかったことか!
私たちの目に映った花火は大きくて美しくて
まさに手を合わせたくなるようなものだったのだから。

花火が終わって、川面を下る花火師さんたちの船に
観客から「ありがとう!」の声が飛んでいた。
あの人たちもあの花火から
何か特別なものを感じていたのかもしれないね。
by quilitan | 2011-09-01 20:15 | 雑録 | Trackback | Comments(0)

猫と雑文ときどきお絵描き  


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